塚本雄介 医師 (つかもとゆうすけ)

板橋中央総合病院

東京都板橋区小豆沢2-12-7

  • 内科統括部長 腎臓内科
  • 副院長
  • 部長

腎臓内科 内科

専門

腎臓内科(慢性腎臓病など)

塚本雄介

塚本雄介医師は、腎臓内科医として30年以上のキャリアを持つ。腎臓病ガイドラインに関する国際機関であるKDIGOの主要メンバーであり、腎臓病専門の情報サイト「腎臓ネット」を主宰するなどその活躍は目覚しい。得意分野は慢性糸球体腎炎、糖尿病性腎症、多発性嚢胞腎などの慢性腎臓病(CKD)。慢性腎臓病の治療はKDIGOのガイドラインに則し一人ひとりの患者の特性にあわせて行う。尿にタンパクが出たり、強いむくみや疲労感に襲われたら、腎臓の詳しい検査を受けてほしいと定期検査の重要性を説く。

診療内容

塚本医師は30年以上のキャリアを持つ日本を代表する腎臓内科医。慢性糸球体腎炎、糖尿病性腎症、多発性嚢胞腎といった慢性腎臓病(CKD)、ネフローゼ症候群、透析療法を得意としている。特に慢性腎臓病に関しては「日本人の10人の1人は慢性腎臓病により透析に至らないとしても、心血管病のために死亡するリスクを抱えています」と警鐘を鳴らし、自身が主宰する「腎臓ネット」などでも広く呼びかけている。
慢性腎臓病は進行すると腎不全となり透析療法をしなければならなくなる。塚本医師はそれにいたる前に予防する治療に重点を置いている。CKD外来(毎週金曜日午前)を設置しているのもそのひとつの表れである。ここでは医師による診療に加え、栄養指導にも力を入れているのも特徴。その際には、KDIGOのガイドラインに則して、患者一人ひとりの特性に応じた治療を心掛けているという。
「40歳の患者さんと90歳の患者さんに同じ治療をしても同様の効果が表れるものではありません。患者さんの年齢、体調、病状に応じて臨機応変に対処することが非常に大切なのです」(塚本医師)
また、透析をしながら合併症が生じてしまった場合は、ほとんどの診療科がある総合病院の強みを生かして入院治療を行っているのも心強い。さらに腎臓移植は東京女子医科大学移植外科との共同で年間20例前後行っており経験は豊富だ。血液透析の導入は年間50例前後で、血管アクセス(内シャントなど)作成や再建も得意な分野である。
慢性腎臓病が恐ろしいのは、大した自覚症状がないうちに進行し、心臓が大きなダメージを受けることだ。「だからこそ尿にタンパクが出たり、強いむくみや疲労感に襲われたら、腎臓の詳しい検査を受けることが大切です」と塚本医師は定期検査の重要性を説く。

医師プロフィール

1976年3月 北里大学医学部 卒業 
1981年4月~ 85年3月 米国ベイラー医科大学へ留学
1985年4月 北里大学医学部に専任講師として復職
1985年9月 医学博士号取得(課題:慢性腎不全患者におけるアルミニウム蓄積症)
1999年12月 北里大学医学部助教授
2000年11月 腎臓ネットを開設し、日本腎臓学会の承認を受ける。
2003年6月 秀和綜合病院副院長
2005年4月 東京医科歯科大学医学部臨床教授
2006年4月 米国腎臓財団より国際貢献賞を受賞
2008年 KDIGO理事、同アジア太平洋地区代表
2008年 アジアCKD対策フォーラム議長
2011年2月 板橋中央総合病院副院長