ミルクの利点と問題点 家庭の医学

 いまのミルクはどれも、たんぱく質が赤ちゃんでも消化しやすいかたちになっており、成分的には母乳と大きな差はありません。どちらも100mLあたり65~75kcalほどです。母乳がすこしでも出る場合には、ミルクを足してうまく授乳すればよいでしょう。
 問題点は、牛乳は牛のたんぱく質を含み、それへのアレルギーの可能性があること、免疫グロブリンは含まないこと、などです。

(執筆・監修:自治医科大学 名誉教授 桃井 眞里子)
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