乳頭腫〔にゅうとうしゅ〕
上皮性のものではもっとも多く発生します。表面は白く、ザラザラしたものやいぼ状のものがあります。痛みなどの自覚症状はありません。舌、口蓋(こうがい)、歯肉(しにく)、ほおの粘膜によくみられます。
治療は外科的切除ですが、乳頭腫の原因と思われる刺激物がある場合には、それも除去しなければ再発の可能性があります。
治療は外科的切除ですが、乳頭腫の原因と思われる刺激物がある場合には、それも除去しなければ再発の可能性があります。
(執筆・監修:東京大学 名誉教授/JR東京総合病院 名誉院長 髙戸 毅)
他の病気について調べる
関連トピックス
-
治療・予防 2024/02/17 05:00
がん化するタイプも ~鼻副鼻腔乳頭腫(東京慈恵会医科大学 由井亮輔助教)~
-
医学部・学会情報 2023/08/03 11:38
希少疾患の鼻副鼻腔乳頭腫を動画から判定するAI診断モデルの作成に世界で初めて成功
-
治療・予防 2022/04/17 05:00
新しい治療法も―鼻腔腫瘍 ~出血抑え、機能を温存(東京慈恵会医科大学付属病院耳鼻咽喉・頭頸部外科 大村和弘診療医長)~
-
治療・予防 2019/07/05 06:30
皮膚がんの前段階―ボーエン病 早期の手術で再発回避