血管腫〔けっかんしゅ〕

 小さな血管が増殖したものです。粘膜の下に青紫色を呈し、柔軟性があります。その部分を手で押すと圧縮され、離すともとに戻ります。ゆっくりと大きくなり、ほとんど痛みはありません。勃起(ぼっき)性のことがあり、かみしめると出現することがあります。
 血管腫の中に静脈石が含まれていることがあり、X線検査が診断の助けになることがあります。血管腫はその性質により単純性血管腫、海綿状血管腫、蔓(つる)状血管腫などに分類されます。

[治療]
 小さいものでは外科的切除、凍結(超低温にし、凍結壊死〈えし〉させる)療法をおこないますが、大きいものでは塞栓(そくせん)療法、硬化療法(病変内に直接細い針を刺入して、アルコール類の薬剤を注入し、異常血管の内皮細胞を傷害することにより病変を縮小あるいは消失させる)がおこなわれます。
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