下垂体腫瘍(下垂体腺腫)〔かすいたいしゅよう(かすいたいせんしゅ)〕
ホルモンを産生する腫瘍(機能性腫瘍)と、ホルモン分泌能力のない非機能性腫瘍があります。大部分は良性の腫瘍で、がんはまれです。
[症状]
腫瘍自体による症状とホルモンの過剰分泌による症状があります。前者は腫瘍の大きさや進展の程度によりさまざまですが、視神経の圧迫による視野の障害(両眼の視野の外側〈耳側〉が見えなくなる:外側〈耳側〉半盲)、頭痛などは比較的よくみられます。
また、腫瘍が大きくなって正常の下垂体組織を圧迫する結果、ホルモンの分泌が障害されて下垂体機能低下症を起こすこともあります。手術による腫瘍の摘出は、鼻孔から下垂体に達して腫瘍を摘出する経蝶形骨式腺腫摘出術が一般的です。
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腫瘍自体による症状とホルモンの過剰分泌による症状があります。前者は腫瘍の大きさや進展の程度によりさまざまですが、視神経の圧迫による視野の障害(両眼の視野の外側〈耳側〉が見えなくなる:外側〈耳側〉半盲)、頭痛などは比較的よくみられます。
また、腫瘍が大きくなって正常の下垂体組織を圧迫する結果、ホルモンの分泌が障害されて下垂体機能低下症を起こすこともあります。手術による腫瘍の摘出は、鼻孔から下垂体に達して腫瘍を摘出する経蝶形骨式腺腫摘出術が一般的です。
(執筆・監修:東京女子医科大学 常務理事/名誉教授 肥塚 直美)
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