厚生労働省は12日、全国約5000の定点医療機関から1~7日の1週間に報告された新型コロナウイルス感染者が1医療機関当たり6.96人だったと発表した。新規感染者は7週連続で増加した。
都道府県別では、岐阜が15.23人で最も多く、長野(12.61人)、愛知(12.40人)、茨城(12.27人)と続いた。
最大震度7を観測した能登半島地震で被害の大きかった石川県は8.44人で、前週から3.02人増加した。避難所での感染症のまん延が懸念されているが、地震の影響で定点報告が困難だったとして、北部などの医療機関は含まれていない。
一方、この期間に報告されたインフルエンザの新規感染者は、1医療機関当たり12.66人だった。4週連続の減少で、最多は宮崎の26.05人、最少は神奈川の7.77人。休校や学級閉鎖となった幼稚園や小中高校などはなかった。 (C)時事通信社
コロナ7週連続で増=インフルは減少―厚労省
(2024/01/12 16:34)