研究・論文

むずむず脚女性の骨は健康

 脚に虫がはっているような感覚に襲われてじっとしていられなくなる「むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群、RLS)」の女性は骨の健康状態が良好だ、とトルコのベズミアレム・ヴァキフ大学の研究グループが医学誌に報告した。
 同研究グループは、薬物療法による治療経験のないRLSの女性78人と、年齢や肥満度が同程度のRLSでない女性78人を対象に骨の健康状態や腰椎の骨密度などを比較した。
 その結果、RLSのグループは、RLSでないグループに比べ、骨の形成を促す体内のビタミンD量が低いにもかかわらず、腰椎の骨密度の値は高く、骨粗しょう症の前段階である骨減少症の頻度が低かった。また、骨の破壊の度合いを示す骨吸収マーカーと、新しい骨の形成を妨げるタンパク質の値もそれぞれ低かった。
 同研究グループは「RLSの人は、症状緩和のために昼夜を問わず体を動かす。この無意識の運動により、骨の健康状態が保たれているのかもしれない」と説明している。(メディカルトリビューン=時事)

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