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口を大きく開けられない、開けると音がする、痛みが走る―。そんな経験がある人は意外と多いのではないだろうか。顎の関節にこうした症状が表れるのが「顎(がく)関節症」だ。病院に行く人は少ないかもしれないが、鶴見大学歯学部付属病院(横浜市)の小川匠教授は「顎関節症は命に関わる病気ではありません。しかし、まれに重病が隠れているケースもあります」と注意を促す。
◇過度のかみしめも原因
顎関節は頭の骨のくぼみに下顎の骨の上部が入り込んだ構造になっている。骨と骨との間には関節円板という組織がありクッションの役割を果たしている。
顎関節症には4種類ある。顎関節の周りにあるそしゃく筋に痛みを感じるⅠ型、顎関節を包む関節包や靱帯(じんたい)が痛むⅡ型、関節円板のずれで起こるⅢ型、そして、骨自体が変形してしまう変形顎関節症のⅣ型で、これらが複合して起こることが多いという。
主な原因は、無意識に歯を強くかんでしまうことや、常に同じ歯で食べるなど歯への負荷が偏っている場合の二つが考えられる。ストレスを抱えたとき無意識に歯を強くかんでいる人も多い。顎関節症は女性に多いのも特徴の一つ。女性はかむ力が弱く、そしゃく筋が発達しないまま成長すると、関節円板が外れることがあり、顎を動かすと痛みを感じるという。
小川教授は「20代前半までに口が開けづらくなった人は治療を受けた方がいい」と指摘する。
(2018/07/15 17:00)
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