2025/03/17 05:00
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海原 健康診断などで見つからないのは怖いですが、普通に眼科を受診しても分かりにくいということでしょうか。その装置がないと早期に発見できないということですね。
井手 網膜剥離は円錐角膜より頻度は低いですが、汎用性のある安価な観察用レンズで発見可能です。
緑内障は網膜断層検査装置(OCT)や視野検査装置という高価な装置が必要ですが、疾患頻度が40歳以上で20人に1人と言われており、高価な機械を購入しても、それを償却するに十分な頻度があります。かつ、OCT装置は緑内障以外の疾患でも保険が適用されます。
しかし、円錐角膜の早期診断に必要な角膜形状解析装置は非常に高価で、他の疾患の保険適用がほぼなく、疾患頻度が緑内障に比べてかなり低いのです。そのため角膜形状解析装置という「技術的な」助けがあれば容易に円錐角膜を発見できますが、「現実的には」少数の施設でしか採用されていないため、発見されにくいというジレンマの状態です。
◇高価な診断機器が必要な緑内障と円錐角膜の違い
緑内障は日常的に発見されるのに、円錐角膜が発見困難な理由は?
◇こんな症状は円錐角膜に要注意
海原 症状はどんなふうに始まるのですか。自分で危ないと気付くポイントを教えてください。
井手 症状の特徴として①視力の左右差、②乱視が強くなる、③メガネでの矯正視力が出にくくなるといった自覚症状が理論的には起こります。しかし、高血圧、高脂血症や糖尿病などと同じようにSILENT DISEASE(静かな病気)で、初期には患者さんが自覚されることは非常にまれです。偶然、他の機会に受診して見つかるというケースが多いです。
(2018/07/20 10:30)
2025/03/17 05:00
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