一流のレジリエンス~回復力~Dr.純子のメディカルサロン

多彩な分野で活躍 ラスカウスキーさんに聞く

 私がテルミ・ラスカウスキーさんに出会ったのは11年前。テンプル大学日本校の講座でした。そのころ、ハーバード大学の客員研究員として米国に行くことになり、英語力をつけなければと思っていた私は、神経言語プログラミング(NLP)という心理学の講座があったので、これを英語で受講しようと考えました。この講座を担当していたのがラスカウスキーさんでした。

 ラスカウスキーさん(右)と筆者=米ハワイ
 素晴らしく美しい英語だなぁと思っていて、後で伺ったところ、日米の国際防衛会議などの同時通訳もしているとのこと。テレビ番組のナレーションもなさっています。仕事のフィールドの幅の広さに驚き、それ以来、米国の最新情報を送ってもらったりしています。

 ラスカウスキーさんは元米陸軍大尉。来日して米国大使館に勤務した後、ゴールドマンサックス証券、スイス銀行などでIT(情報技術)部門に属し、システムアナリストから部門長などを歴任しました。さまざまな国で、さまざまな仕事を多角的にこなす中でのストレスからのレジリエンスについて伺いました。


 海原 ハーイ、テルミさん。今回はテルミさんのストレスからの回復力について、お話を伺いたいと思います。その前に、今のお仕事について教えてください。


 ラスカウスキー 以前は一般企業で情報部門や情報セキュリティーのコンサルティング部門を担当していましたが、数年前に独立し、米シアトルに本部を持つ大手グローバル企業数社のITセキュリティーコンサルティングと教育・研修をさせていただいています。

 米国では最近、ITセキュリティーの資格を持っている技術者が重宝される傾向にあり、企業内でも資格を持っていると、仕事の選択肢が増えるということで、企業内や一般の技術者の皆さんに資格取得のワークショップを行う機会が増えています。米国防総省では、これらの資格が必須の職種もあり、陸軍や海兵隊の皆さんにも試験対策講座を行っています。

 最近では、クラウドセキュリティーに興味を持つ企業が増えていて、米国はもちろん、日本、シンガポール、中国、オーストラリア、メキシコなどと、さまざまな国でワークショップを開かせていただいています。ちなみに、私が注目しているテーマは、今はやりのブロックチェーン技術とセキュリティーへの応用です。情報セキュリティーの分野は最近、動きが速いので、新しもの好きの私にはピッタリだと思っています。


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