中村清吾 医師 なかむらせいご

昭和大学病院

東京都品川区旗の台1-5-8

  • ブレストセンター
  • センター長
  • 昭和大学医学部 乳腺外科 特任教授

乳腺・内分泌外科 外科 がん

専門

乳がん

医師の紹介

中村清吾医師は、前任地である聖路加国際病院で、乳がん治療を消化器外科から独立させ、いち早く体制を構築し日本の乳がん医療を牽引してきた。整容性を重視した乳房温存手術に注力し、手掛ける手術の中で約60%が乳房温存手術だという。全人的に患者を支えるべく、総合的な支援チームを構築。個別化医療を実践している。今、特に力を入れているのは「遺伝性乳がん・卵巣がんの診断と治療」。乳がん発症リスクの高い遺伝子変異を持つ患者に対する最適な予防・検診・診断・治療・保険適応等をめざす研究は、高く評価されている。

診療を受けるには

外来担当は、セカンドオピニオン火曜の午前、完全予約制。要紹介状。

医師プロフィール

1982年3月 千葉大学医学部卒業
1982年4月 聖路加国際病院外科レジデント
2005年6月 聖路加国際病院ブレストセンター長、乳腺外科部長
2010年6月 昭和大学医学部外科学講座乳腺外科学部門 教授、昭和大学病院ブレストセンター長
2021年8月 昭和大学 がんゲノム医療センター長(兼務)
2022年4月 昭和大学臨床ゲノム研究所 所長、昭和大学病院ブレストセンター長(乳腺外科特任教授)

所属学会

医学博士、日本乳癌学会乳腺専門医・指導医・名誉理事長、日本外科学会指導医・名誉会員、検診マンモグラフィ読影認定医師、NPO法人日本乳腺甲状腺超音波診断医学会(JABTS)名誉理事長、日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会顧問(元理事長)、日本外科系連合学会フェロー、ASCO会員
・AMED中村班「日・リトアニアにおける遺伝性乳癌の遺伝学的特徴の比較検討及び乳房MRIによる早期乳癌の検出能に関する研究」研究代表者

主な著書

“Hereditary Breast and Ovarian Cancer: Molecular Mechanism and Clinical Practice”共同監修
”Practical Guide to Hereditary Breast and Ovarian Cancer: Annual Meeting of the Japanese Organization of Hereditary Breast and Ovarian Cancer 2021”共同監修
『遺伝性乳がん卵巣がんの基礎と臨床』(2012年 篠原出版新社)
『中村清吾の乳がんが見つかったときにまず読む本』(2010年 主婦の友社)
『「乳がん」と言われたら…』(2009年 保健同人社)
『乳がん : 正しい治療がわかる本』(2008年 法研)
『専門医が答えるQ&A : 乳がん』(2006年 主婦の友社)
『乳がん―あなたにとって一番の治療を』(2005年 双葉社)
(更新日:2024年7月3日)