子宮頸管ポリープ〔しきゅうけいかんぽりーぷ〕
頸管ポリープは、頸管粘膜から有茎性に発育した、深紅色のやわらかいポリープで、外子宮口から腟腔(ちつくう)内に突出する腫瘤(しゅりゅう)です。いろいろな刺激に対する反応性増殖で、真の腫瘍ではありません。よく性交渉時に破損して不正出血を起こします。
治療は、ポリープの根部をねじって切除します。頸管ポリープの二次的悪性変化はきわめてまれですが、必ず病理検査します。
治療は、ポリープの根部をねじって切除します。頸管ポリープの二次的悪性変化はきわめてまれですが、必ず病理検査します。
(執筆・監修:東京大学大学院医学系研究科 准教授〔周産期医学〕 甲賀 かをり)