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間質性膀胱炎〔かんしつせいぼうこうえん〕
原因不明の膀胱の炎症性疾患で、膀胱部の不快感、疼痛(とうつう)、頻尿などを伴います。症状は通常の膀胱炎と似ていますが、尿検査では、血尿などの異常はなく、細菌の感染もありません。抗菌薬などをのんでも症状は改善しません。原因としては、膀胱の粘膜異常、異常な免疫反応、尿中の毒性物質などが想定されています。
内視鏡検査では、膀胱の中には特有の病変(ハンナ病変)や、膀胱を過度に進展したあとに粘膜出血がみられます。このような所見もないのに、同様の症状があることもあります。
治療としては、膀胱水圧拡張術やハンナ病変の焼灼術(しょうしゃくじゅつ)などの内視鏡手術、内臓痛に対する鎮痛薬、膀胱内薬液注入などがおこなわれます。刺激性の高い食事や飲み物を避けることも重要です。
内視鏡検査では、膀胱の中には特有の病変(ハンナ病変)や、膀胱を過度に進展したあとに粘膜出血がみられます。このような所見もないのに、同様の症状があることもあります。
治療としては、膀胱水圧拡張術やハンナ病変の焼灼術(しょうしゃくじゅつ)などの内視鏡手術、内臓痛に対する鎮痛薬、膀胱内薬液注入などがおこなわれます。刺激性の高い食事や飲み物を避けることも重要です。