厚生労働省は4日、全国約5000の定点医療機関から2023年12月18~24日の1週間に報告されたインフルエンザの新規感染者数が、1医療機関当たり23.13人だったと発表した。2週連続で減少した。
 都道府県別では、宮崎が44.43人で最も多く、宮城(39.05人)、大分(37.67人)、北海道(36.66人)と続いた。休校や学級閉鎖となった幼稚園や小中高などは計3153施設と前週から半減した。
 一方、この期間に報告された新型コロナウイルス感染者は1医療機関当たり4.57人で、最多は北海道の10.69人、最少は沖縄の2.04人だった。新規感染者は5週連続で緩やかに増加した。 (C)時事通信社