政府は29日、認知症施策推進本部(本部長・石破茂首相)の会合を首相官邸で開き、認知症の人が暮らしやすい社会を目指す「認知症施策推進基本計画」の案を了承した。認知症と共に希望を持って生きるという「新しい認知症観」を提唱。新たな知見・技術の活用など四つの重点目標を掲げた。
石破首相は「(認知症の人が)住み慣れた地域で、周囲の人とのつながりから、希望を持って暮らし続けられる社会を実現していくことが必要だ」と述べた。政府は近く基本計画を閣議決定する。 (C)時事通信社
「新しい認知症観」を提唱=基本計画案了承―政府
(2024/11/29 10:41)