【ビジネスワイヤ】スイスのがん治療法開発企業ノボキュアは、腫瘍治療電場(TTフィールド)療法のPANOVA-3のトップライン結果を発表した。この試験では、ゲムシタビンおよびnab―パクリタキセルとの併用によるTTフィールド療法が、切除不能な局所進行性膵(すい)腺がん患者の全生存期間を有意に改善し、TTフィールド療法で治療した患者の全生存率が12カ月時点で13%、24カ月時点で33%改善した。この試験結果に基づき、ノボキュアは主要市場で規制当局への承認申請を計画しており、詳細なデータを今後の医学会議で公開する予定。(C)時事通信社