医療費の患者負担を抑える「高額療養費制度」に関する超党派の議員連盟が24日、国会内で設立総会を開いた。会長に就いた自民党の武見敬三前厚生労働相は「国際的にも優れた制度だ。不必要に政治問題化することなく、丁寧に議論できるように議連を通じて役割を果たしたい」とあいさつした。議連は今後、政府に要望活動を行う。
議連には同日時点で、与野党の計95人が入会。立憲民主党の山井和則衆院議員は「軽症者向け医療費をまず抑制し、命に関わる高額療養費に手を付けるのは最後ではないか」と述べた。 (C)時事通信社
「政治問題化せず議論を」=高額療養費、超党派議連が発足

(2025/03/24 20:22)