がん等の治療中の方にネイルチップを届ける医療アピアランスケアネイルドネーション(R)に浜松いわた信用金庫がSLLを実施
BeautySmile
サステナビリティ・リンク・ローン(SLL)を利用し、一般財団法人しんきん経済研究所が第三者からの立場から「KPI」及び「SPT」の妥当性を確認し評価結果を報告した。
がん治療中の方や、病気で通院、入院中の方にネイルチップを届けるSDGs通販サイトを開発するベンチャー・株式会社ビューティースマイル(本社:静岡県浜松市、代表取締役:高橋繁世)はこの度、浜松いわた信用金庫および一般財団法人しんきん経済研究所の第三者評価を実施し、総額5000万円の資金調達を行ったことをお知らせします。
株式会社ビューティースマイルは今回のサステナビリティ・リンク・ローンで調達した資金の一部を用いて、現在開発中のARによる爪の計測システムを搭載したネイルチップ専門の通販サイト「ネイルドネーション(R)」の試験運用をしてまいります。
ネイルドネーション(R)は、ネイルサロン等で捨ててしまう展示用見本をリサイクルして再販するビジネスモデルであり、販売するネイルチップのリメイクや梱包配送等を、障がい者及び高齢者雇用を通じて行っています。今回のSLL「KPI」は、今後10年間で5名の障がい者雇用を実現させることを目標設定しています。 https://naildonation.com/
d139311-1-24aab03d9dc232fda653ca6ae0fb2f70.pdf
爪のAR計測システム搭載のネイルチップ専用通販サイト
「ネイルドネーション(R)」
実際の自爪計測システムAR画面。卓上にネイルチップが浮かび上がり実際に爪を当ててサイズを確認できる。独自のサイズラインナップによりS/M/Lで表示される。今後キッズネイルも展開予定でSSサイズも導入予定。
プロのネイリストが作成した展示用ネイルチップを全国から集めて、病気や身体が不自由な方におひとつを無料(送料別)で提供する社会貢献活動です(2024年2月9日OPEN)。
ネイルサロンに展示されている見本のネイルチップは誰も装着されていない新古品。見本品はデザインクオリティが高いため、従来よりもデザイン性の高いネイルチップ通販が完成しました。
ネイルドネーション(R)の一番の特徴は「爪のサイズがスマホのカメラ機能で測定できる」AR画面とサイズ入力画面が表示され、爪のサイズに合ったデザインから選べることです。すでにフィジビリティで販売がスタートしていますが、多数の患者さんから「多数のデザインから選べる喜び」「自分の爪のサイズに合ったものが届く」など、お喜びの声がすでに届いています。
ネイルドネーション(R)の取り組みについて
本事業を開始した経緯
2020年のコロナウィルス感染拡大により、弊社が運営するネイルサロンが運営の危機に陥り、ひとりのネイリストの「世の中の暗い気持ちを明るくしたい」という想いから展示用ネイルチップの再利用がスタートしました。抗がん剤治療の方へ、病院とがん患者支援のNPO法人への寄付を行い約2年で500人分のネイルチップを梱包し無料提供をするボランティア活動に成長をしました。
サイズが合わない、デザインが選べない、という課題と、有料化に切り替え永続的な活動へと進化させるために、2022年にクラウドファンディングにて「患者さんの爪のサイズを測定できる」システム開発費用の募集を行い、約2カ月間で128名、244万円の支援金が集まりシステム開発がスタートしました。1年後の2023年にARの爪の測定システムβ版が完成し今に至ります。
解決したい社会問題
がん患者は43万人、入院患者は70万人、爪の病気は100万人、全盲・失明者は87万人、車椅子生活者は50万人。(2023年実績)
これらは女性のみの数です。
病気を抱えながら、闘病中でも、女性はお洒落を楽しみたいと思っています。しかし通院をするとき、入院中はとくにマニキュアすら禁止されており、当たり前にネイルを楽しむことはできません。
2020年からボランティア活動として500人を超える、がん患者さん達に無料提供をしてきた経験から「爪に両面テープで貼るだけで、取り外しが簡単なネイルチップはアピアランスケアに最適である」ことが分かり、この度事業化をしました。
私たちが目指したいSDG◇地球環境の改善
ネイルチップ(プラスチック)の廃棄を軽減します
◇すべての人に健康と福祉
病気や身体が不自由な方にお1つプレゼントをして前向きに治療が行えるようにします
◇働きがい経済成長
障がい者の方とネイルチップのリメイクや、梱包&配送を行っていきます
◇産業と技術革新
ARやECのシステム開発でネイル業界、ネイルチップの普及をけん引します
◇パートナーシップ
健康な方やネイルチップを提供してくださるネイリストと共に全員が寄付に参加できる仕組みです
今後の展開について
2024年2月9日にサイトをOPENしInstagram等のSNSで拡散を行った結果、ネイルチップの寄付提供が50サロンを超え、1000人のフォロワーの獲得と、3000人分のネイルチップが届いています。またユーザーからの発注の際に返品交換も柔軟に対応しながらサイズ測定機能の不具合のバージョンアップ、ECサイトのバグの解消等も同時に行っている最中です。
今後は、ユーザーの獲得のために、キャンサーサバイバー等のインフルエンサーのみならず大手製薬会社や、保険会社とのオープンイノベーションを活用して協業による告知を目指しています。
国内の販売を安定化させつつも、オーダーネイルチップのプラットフォーム事業として拡大させながら、海外展開を検討しています。
浜松いわた信用金庫のコメント
同社は社会における女性活躍の推進に尽力する中、SDGs事業としてがん患者向けネイルチップの無償提供に注目しました。2021年には「ネイルドネーション」の事業規模拡大に伴い、創業支援のサポートを目的とした、当金庫主催のビジネスコンテスト「チャレンジゲート」に応募いただき、数ある応募の中からSDGs部門優秀賞を受賞されました。「ネイルドネーション」をはじめとした同社の取組みは事業モデルとして非常に魅力的であり、当金庫としても同社の事業拡大の支援の一つとして、SLLを提案し本件取組みに至りました。
今後も同社の発展に協力していきたいと考えております。
浜松いわた信用金庫 志都呂支店
高橋繁世:株式会社リクルート出身 / 多摩大学大学院 経営情報研究科卒業株式会社ビューティースマイル 代表・高橋繁世のコメント私がこの事業に対して熱心に取り組むきっかけとなったのは、ボランティア活動をした途端に、全国のネイリストさんからたくさんの展示用ネイルチップの寄付が届いたことでした。全国のネイルサロンから「もらってくれて、さらに社会に役立てていただきありがとうございます。」とうれしい声もたくさん届きます。
またネイルドネーション(R)を立ち上げて、多数の患者さんがご購入いただけているのですが「こんなに素敵な活動をしてくださりありがとうございます。」と患者さんからもお礼のメッセージが毎回届きます。リサイクル品を有料で提供しながらも、こんなにお礼をたくさんの人に伝えていただける事業は他にないのではないか、と我ながら革新的な新事業を考えたのではないかと思っています。
そして、障がい者支援施設へ委託を実行している最中なのですが、先日ネイルチップのリメイクのレクチャーに行ったときに、ご利用者様から「この仕事は楽しい」と、とても好評だったことが新たな価値を生み出していることが分かりました。知的障害がある方達がご自身の個性、感性でデザインを組み合わせていくネイルチップリメイクは、障害がある方だからこそ価値のあるものに変わるような気がいたしました。これからも寄付を頂くネイリストさんのため、ネイルチップの購入を待っている患者さんのため、新しい価値を見出せる障がい者施設のご利用者様のために全力で取り組んでいきたいです。
株式会社ビューティースマイルについて
【経営理念】いちばんに人を大切にするづくり~価値を認め会い高め合う~
私たちが最も大切にしていきたいことは「人の価値・可能性」そのものです【会社概要】
社名:株式会社ビューティースマイル
本社所在地:静岡県浜松市中央区若林町23番地1
代表取締役:高橋繁世
事業内容: ネイル・まつ毛・エステ等の美容事業
認定こども園、保育園事業
設立: 2011年6月
HP:https://www.beautysmileinc.com/
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
サステナビリティ・リンク・ローン(SLL)を利用し、一般財団法人しんきん経済研究所が第三者からの立場から「KPI」及び「SPT」の妥当性を確認し評価結果を報告した。
がん治療中の方や、病気で通院、入院中の方にネイルチップを届けるSDGs通販サイトを開発するベンチャー・株式会社ビューティースマイル(本社:静岡県浜松市、代表取締役:高橋繁世)はこの度、浜松いわた信用金庫および一般財団法人しんきん経済研究所の第三者評価を実施し、総額5000万円の資金調達を行ったことをお知らせします。
株式会社ビューティースマイルは今回のサステナビリティ・リンク・ローンで調達した資金の一部を用いて、現在開発中のARによる爪の計測システムを搭載したネイルチップ専門の通販サイト「ネイルドネーション(R)」の試験運用をしてまいります。
ネイルドネーション(R)は、ネイルサロン等で捨ててしまう展示用見本をリサイクルして再販するビジネスモデルであり、販売するネイルチップのリメイクや梱包配送等を、障がい者及び高齢者雇用を通じて行っています。今回のSLL「KPI」は、今後10年間で5名の障がい者雇用を実現させることを目標設定しています。 https://naildonation.com/
d139311-1-24aab03d9dc232fda653ca6ae0fb2f70.pdf
爪のAR計測システム搭載のネイルチップ専用通販サイト
「ネイルドネーション(R)」
実際の自爪計測システムAR画面。卓上にネイルチップが浮かび上がり実際に爪を当ててサイズを確認できる。独自のサイズラインナップによりS/M/Lで表示される。今後キッズネイルも展開予定でSSサイズも導入予定。
プロのネイリストが作成した展示用ネイルチップを全国から集めて、病気や身体が不自由な方におひとつを無料(送料別)で提供する社会貢献活動です(2024年2月9日OPEN)。
ネイルサロンに展示されている見本のネイルチップは誰も装着されていない新古品。見本品はデザインクオリティが高いため、従来よりもデザイン性の高いネイルチップ通販が完成しました。
ネイルドネーション(R)の一番の特徴は「爪のサイズがスマホのカメラ機能で測定できる」AR画面とサイズ入力画面が表示され、爪のサイズに合ったデザインから選べることです。すでにフィジビリティで販売がスタートしていますが、多数の患者さんから「多数のデザインから選べる喜び」「自分の爪のサイズに合ったものが届く」など、お喜びの声がすでに届いています。
ネイルドネーション(R)の取り組みについて
本事業を開始した経緯
2020年のコロナウィルス感染拡大により、弊社が運営するネイルサロンが運営の危機に陥り、ひとりのネイリストの「世の中の暗い気持ちを明るくしたい」という想いから展示用ネイルチップの再利用がスタートしました。抗がん剤治療の方へ、病院とがん患者支援のNPO法人への寄付を行い約2年で500人分のネイルチップを梱包し無料提供をするボランティア活動に成長をしました。
サイズが合わない、デザインが選べない、という課題と、有料化に切り替え永続的な活動へと進化させるために、2022年にクラウドファンディングにて「患者さんの爪のサイズを測定できる」システム開発費用の募集を行い、約2カ月間で128名、244万円の支援金が集まりシステム開発がスタートしました。1年後の2023年にARの爪の測定システムβ版が完成し今に至ります。
解決したい社会問題
がん患者は43万人、入院患者は70万人、爪の病気は100万人、全盲・失明者は87万人、車椅子生活者は50万人。(2023年実績)
これらは女性のみの数です。
病気を抱えながら、闘病中でも、女性はお洒落を楽しみたいと思っています。しかし通院をするとき、入院中はとくにマニキュアすら禁止されており、当たり前にネイルを楽しむことはできません。
2020年からボランティア活動として500人を超える、がん患者さん達に無料提供をしてきた経験から「爪に両面テープで貼るだけで、取り外しが簡単なネイルチップはアピアランスケアに最適である」ことが分かり、この度事業化をしました。
私たちが目指したいSDG◇地球環境の改善
ネイルチップ(プラスチック)の廃棄を軽減します
◇すべての人に健康と福祉
病気や身体が不自由な方にお1つプレゼントをして前向きに治療が行えるようにします
◇働きがい経済成長
障がい者の方とネイルチップのリメイクや、梱包&配送を行っていきます
◇産業と技術革新
ARやECのシステム開発でネイル業界、ネイルチップの普及をけん引します
◇パートナーシップ
健康な方やネイルチップを提供してくださるネイリストと共に全員が寄付に参加できる仕組みです
今後の展開について
2024年2月9日にサイトをOPENしInstagram等のSNSで拡散を行った結果、ネイルチップの寄付提供が50サロンを超え、1000人のフォロワーの獲得と、3000人分のネイルチップが届いています。またユーザーからの発注の際に返品交換も柔軟に対応しながらサイズ測定機能の不具合のバージョンアップ、ECサイトのバグの解消等も同時に行っている最中です。
今後は、ユーザーの獲得のために、キャンサーサバイバー等のインフルエンサーのみならず大手製薬会社や、保険会社とのオープンイノベーションを活用して協業による告知を目指しています。
国内の販売を安定化させつつも、オーダーネイルチップのプラットフォーム事業として拡大させながら、海外展開を検討しています。
浜松いわた信用金庫のコメント
同社は社会における女性活躍の推進に尽力する中、SDGs事業としてがん患者向けネイルチップの無償提供に注目しました。2021年には「ネイルドネーション」の事業規模拡大に伴い、創業支援のサポートを目的とした、当金庫主催のビジネスコンテスト「チャレンジゲート」に応募いただき、数ある応募の中からSDGs部門優秀賞を受賞されました。「ネイルドネーション」をはじめとした同社の取組みは事業モデルとして非常に魅力的であり、当金庫としても同社の事業拡大の支援の一つとして、SLLを提案し本件取組みに至りました。
今後も同社の発展に協力していきたいと考えております。
浜松いわた信用金庫 志都呂支店
高橋繁世:株式会社リクルート出身 / 多摩大学大学院 経営情報研究科卒業株式会社ビューティースマイル 代表・高橋繁世のコメント私がこの事業に対して熱心に取り組むきっかけとなったのは、ボランティア活動をした途端に、全国のネイリストさんからたくさんの展示用ネイルチップの寄付が届いたことでした。全国のネイルサロンから「もらってくれて、さらに社会に役立てていただきありがとうございます。」とうれしい声もたくさん届きます。
またネイルドネーション(R)を立ち上げて、多数の患者さんがご購入いただけているのですが「こんなに素敵な活動をしてくださりありがとうございます。」と患者さんからもお礼のメッセージが毎回届きます。リサイクル品を有料で提供しながらも、こんなにお礼をたくさんの人に伝えていただける事業は他にないのではないか、と我ながら革新的な新事業を考えたのではないかと思っています。
そして、障がい者支援施設へ委託を実行している最中なのですが、先日ネイルチップのリメイクのレクチャーに行ったときに、ご利用者様から「この仕事は楽しい」と、とても好評だったことが新たな価値を生み出していることが分かりました。知的障害がある方達がご自身の個性、感性でデザインを組み合わせていくネイルチップリメイクは、障害がある方だからこそ価値のあるものに変わるような気がいたしました。これからも寄付を頂くネイリストさんのため、ネイルチップの購入を待っている患者さんのため、新しい価値を見出せる障がい者施設のご利用者様のために全力で取り組んでいきたいです。
株式会社ビューティースマイルについて
【経営理念】いちばんに人を大切にするづくり~価値を認め会い高め合う~
私たちが最も大切にしていきたいことは「人の価値・可能性」そのものです【会社概要】
社名:株式会社ビューティースマイル
本社所在地:静岡県浜松市中央区若林町23番地1
代表取締役:高橋繁世
事業内容: ネイル・まつ毛・エステ等の美容事業
認定こども園、保育園事業
設立: 2011年6月
HP:https://www.beautysmileinc.com/
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
(2024/05/07 09:30)
- データ提供
本コーナーの内容に関するお問い合わせ、または掲載についてのお問い合わせは株式会社 PR TIMES ()までご連絡ください。製品、サービスなどに関するお問い合わせは、それぞれの発表企業・団体にご連絡ください。