高野秀樹 医師 たかのひでき

国立国際医療研究センター病院

東京都新宿区戸山1-21-1

  • 腎臓内科
  • 院長補佐
  • 診療科長

腎臓内科 内科

専門

慢性腎臓病や糸球体腎炎、(特にIgA腎症、糖尿病性腎症など)の診療、および腎病理診断

医師の紹介

高野秀樹医師はもともと腎臓の病理を専門とし、腎臓の病態を顕微鏡レベルで診てきた医師である。腎臓病のベースにある生活習慣病を改善することを強く推奨し、慢性腎臓病のほか、急性腎機能障害や急速進行性糸球体腎炎など、腎臓の病気を幅広く診療する。
『東京逓信病院のおいしい腎臓病レシピ』『尿の色 健康手帖』(いずれも主婦の友社)共同監修。

高野医師がもともと専門としてきたのは、腎臓の病理学だ。たとえば腎臓病が疑われたとき、確定診断のためには腎臓の組織の一部を採取して顕微鏡で詳しく調べる「腎生検」が必要となる。高野医師は、顕微鏡レベルで腎臓にアプローチし、どんな病態があるのかを明らかにするスタンスを大切にしている。
「腎臓の病気は、科学的に正しく診断し、悪化する前にしっかり早めに治療することが欠かせません」
しっかり早めに、と高野医師が話す理由は、慢性腎臓病は症状がないまま病気が進行し、あるときを境に急速に悪化するからだ。「健康診断で引っかかって病院に行った人が、初診の時点ですでに透析が必要な状態だったということもあります。だから、もっと手前の段階で止めたいのです」と高野医師は話す。

診療を受けるには

高野医師の外来は、火曜と水曜の午前。詳細は病院ホームページを要確認。

医師プロフィール

1998年 北海道大学医学部卒業
1998年 東京大学医学部附属病院内科
1999年 日立製作所日立総合病院内科
2001年 亀田総合病院総合内科
2002年 虎の門病院腎センター内科
2003年 日立製作所日立総合病院内科
2005年 東京大学大学院腎臓内科学専攻 (日本医科大学国内留学含む)
2009年 東京大学医学部附属病院腎臓・内分泌内科勤務後、東京逓信病院へ
医長を経て、2019年より主任医長、2021年より現職
2022年より病院広報管理室長、2023年より院長補佐を併任
東京大学医学部非常勤講師

所属学会

医学博士、日本内科学会総合内科専門医・指導医、日本腎臓学会腎臓専門医・指導医、日本リウマチ学会リウマチ専門医・指導医、日本透析医学会透析専門医 ・指導医、身障者福祉法指定医(腎機能障害)、難病指定医
(更新日:2024年5月13日)