腎臓の病気
腎臓の病気の名称は複雑で、わかりにくい面があるかもしれません。一つの病気にいくつかの名称がつけられているからです。
腎臓の病名のつけかたは次の3通りあります。
①症候(病気の症状)を主体としてつけられている名称
②病態の経過と機能を考慮してつけられている名称
③主として顕微鏡で見た糸球体や尿細管の形の変化をめやすに特定の病気を決定してつける名称
①の例はネフローゼ症候群や腎炎症候群、②は急性腎障害と慢性腎臓病、③はIgA腎症などです。このように腎臓の病気には、同じ病気でもいくつかの名称がつけられていることがありますから、混乱しないよう注意してください。
腎臓の病名のつけかたは次の3通りあります。
①症候(病気の症状)を主体としてつけられている名称
②病態の経過と機能を考慮してつけられている名称
③主として顕微鏡で見た糸球体や尿細管の形の変化をめやすに特定の病気を決定してつける名称
①の例はネフローゼ症候群や腎炎症候群、②は急性腎障害と慢性腎臓病、③はIgA腎症などです。このように腎臓の病気には、同じ病気でもいくつかの名称がつけられていることがありますから、混乱しないよう注意してください。
(執筆・監修:医療法人財団みさき会 たむら記念病院 院長 鈴木 洋通)