乳房外パジェット病〔にゅうぼうがいぱじぇっとびょう〕

 外陰部やわきの下に触ると少しかたい、赤い皮膚病変が生じます。多くはかゆみなどの自覚症状もありません。似た症状の病気が乳房にあり、これを乳房パジェット病と呼ぶのに対し、外陰部やわきの下などにできるものを乳房外パジェット病と呼びます。高齢者にできることがほとんどで、痛くもかゆくもない紅斑(こうはん)で始まります。何年もかけて少しずつひろがります。湿疹(しっしん)やカンジダ症とまちがえて放置してしまうこともあります。湿疹やカンジダの薬が効かないことも一つのめやすになります。
 早いうちの広範囲の切除手術が大切です。あやしげな皮疹があるときは、早めに専門医に相談してください。リンパ節や内臓に転移すると生命の危険性も出てきます。
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