有棘細胞がん〔ゆうきょくさいぼうがん〕
有棘細胞がんの多くは、皮膚のなんの変化もないところに、まずいぼ状のかたい皮疹ができ、乳頭状に増殖して、花キャベツ様になるものと、噴火口状に深い潰瘍を形成してくるものがあります。病巣は、がん特有のかたさをもっています。
進行すると、多くは所属リンパ節に転移をきたします。有棘細胞がんも痛みやかゆみといった自覚症状がありません。しかし、大きくなると、特有のにおいを発します。
また、有棘細胞がんは、熱傷瘢痕(はんこん)や慢性放射線皮膚炎から発病してくることがあります。
[治療]
手術治療が基本です。がんの周囲の皮膚を含めて外科的に切除し、必要があればリンパ節もとってしまいます。各種の抗がん薬も使われます。できるだけ早い時期に専門医を受診してください。
進行すると、多くは所属リンパ節に転移をきたします。有棘細胞がんも痛みやかゆみといった自覚症状がありません。しかし、大きくなると、特有のにおいを発します。
また、有棘細胞がんは、熱傷瘢痕(はんこん)や慢性放射線皮膚炎から発病してくることがあります。
[治療]
手術治療が基本です。がんの周囲の皮膚を含めて外科的に切除し、必要があればリンパ節もとってしまいます。各種の抗がん薬も使われます。できるだけ早い時期に専門医を受診してください。
(執筆・監修:柏ひふ科 院長/筑波大学 名誉教授 大塚 藤男)