月状骨軟化症(キーンベック病)〔げつじょうこつなんかしょう(きーんべっくびょう)〕
手根骨のなかの月状骨の壊死(えし)を生じる疾患で、手関節の疼痛(とうつう)が主症状です。手背の月状骨部を押すと痛みがあります。原因は不明ですがきき手に多く、手をよく使う職業の男性に多くみられます。
[診断]
手関節X線検査にて月状骨に硬化像や扁平化、分節化(こまかく砕ける)などの変化がみられます。X線検査で変化がみられない場合の診断には、MRI(磁気共鳴画像法)検査や骨シンチグラフィ検査が有用です。
[治療]
手関節の疼痛がなかったり、軽い場合にはそのまま放置します。疼痛が障害となる場合には、橈骨(とうこつ)短縮術や月状骨の自家腱組織との置換、部分関節固定術など種々の手術がおこなわれます。
[診断]
手関節X線検査にて月状骨に硬化像や扁平化、分節化(こまかく砕ける)などの変化がみられます。X線検査で変化がみられない場合の診断には、MRI(磁気共鳴画像法)検査や骨シンチグラフィ検査が有用です。
[治療]
手関節の疼痛がなかったり、軽い場合にはそのまま放置します。疼痛が障害となる場合には、橈骨(とうこつ)短縮術や月状骨の自家腱組織との置換、部分関節固定術など種々の手術がおこなわれます。
(執筆・監修:東京都立広尾病院 院長 田尻 康人)
他の病気について調べる
-
病名から医師を探す
「ドクターズガイド」はこちら » - 外科に所属する医師はこちら »
- 整形外科に所属する医師はこちら »
- 総合診療科に所属する医師はこちら »
- 感染症科に所属する医師はこちら »
- リウマチ科に所属する医師はこちら »
- 形成外科に所属する医師はこちら »
- 脳神経外科に所属する医師はこちら »
- 神経内科に所属する医師はこちら »