医療・医薬・福祉 暮らし

【日本動物高度医療センター】大阪病院に放射線治療棟を新規開設

株式会社日本動物高度医療センター
動物医療における二次診療を担う当センターに、放射線治療棟を開設し、放射線治療器 「RADIXACT」を導入しました。外科手術に加え放射線治療の実施により、担がん動物たちの治療選択肢を広げていきます。



放射線治療棟を新規開設し治療を開始
この春、日本動物高度医療センター大阪病院にて放射線治療棟を新規開設いたしました。
4月22日より診療を受け付け、5月1日より放射線照射を始めました。

動物のための放射線治療棟
「ペットは家族である」という認識がすっかり定着してきた近年、動物も人間と同じレベルの医療を受けることを望む飼い主さまが増えており、動物医療のニーズは高度化し、多様化しています。また、動物のがんは人間のものと同じく深刻な問題であり、その治療には専門的なアプローチが必要です。
こうしたニーズに応えるため、当センターでは最先端の医療機器と経験豊富な専門獣医師による放射線治療棟を新たに開設しました。外科手術に加えて放射線治療も行うことで、がんにかかった動物たちの治療選択肢を広げ、最適な治療を提供しています。






日本の動物病院では初の機能を搭載
放射線治療棟の開設に合わせ、新たに放射線治療機「RADIXACT」を導入しました。
この機器は、人間医療でも使用されている医療機器であり、日本国内の動物病院では初めてClearRT(kVCT)を搭載しています。

アキュレイ株式会社提供
ヘリカルCT技術を応用したトモセラピー装置で、連続的に回転させ360度全方向から照射するTomoHelicalと固定多門照射するTomoDirectの2つの照射モードがあり、正常組織を温存しながら腫瘍へ効率的に放射線を照射できることが特徴です。
広範囲照射が可能なため、複数の病変に対応できます。例えば、複数の転移巣や脳腫瘍の脊髄播種などのコントロールが可能となる場合や、広範囲に拡がる皮膚腫瘍に対しても皮膚だけに限局して治療することもできます。また、定位放射線治療が可能なため治療期間の大幅短縮も期待できます。

疾患例と放射線治療について
放射線治療はさまざまな部位の腫瘍に対して効果を発揮します。特に、頭頚部の腫瘍には効果が絶大とされています。ただし、腫瘍の種類によって放射線感受性はさまざまであり、効果が低いものもあります。また、発生部位によっては放射線障害が懸念されるために治療が適応でないこともあります。私たちは、豊富な知識と経験をもとに、より安全でより効果の高い治療を目指し、外科手術や化学療法も駆使しながら治療にあたっています。

※疾患例はあくまで一例です。

診療申し込み方法
当センターでは、ウェブ診療申し込み、お電話、FAXによる診療の申し込みを受け付けています。詳細については、ウェブサイトをご参照ください。
JARMeC 患者さま紹介の流れ


日本動物高度医療センター大阪病院大阪府箕面市船場西3-14-7 
TEL:072-730-0070
FAX:072-730-0071




日本動物高度医療センター
日本動物高度医療センター(JARMeC)は、「動物医療の『できない』をなくし、動物とともに生きる人の希望になる。」を使命に、神奈川・東京・名古屋・大阪の4拠点で犬・猫向けの高度医療を行う二次診療サービスを提供しています。
できるだけ多くの症例に対応するため、専門性の高い幅広い診療科を設置し、疾患動物に最適な検査・診断・治療を提供できるよう、年中無休で診療を行っています。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
本コーナーの内容に関するお問い合わせ、または掲載についてのお問い合わせは株式会社 PR TIMES ()までご連絡ください。製品、サービスなどに関するお問い合わせは、それぞれの発表企業・団体にご連絡ください。

関連記事(PRTIMES)