65歳以上の高齢者らを対象とした新型コロナウイルスワクチンの定期接種について、厚生労働省は11日までに、今年度から自治体への助成を終了することを決めた。
 定期接種は昨年10月~今年3月、65歳以上の高齢者と、重い基礎疾患を持つ60~64歳を対象に実施。費用は1回1万5000円程度で、国が自治体を通じ約8000円を補助していた。
 65歳未満の人は、原則として全額自己負担の任意接種となっている。 (C)時事通信社