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体組成を3次元映像で=タニタの新人ら開発

 健康総合企業のタニタが博報堂アイ・スタジオと共同で、筋肉や脂肪などの体組成を立体的な映像で示す「TANITA Body Composition in 3D Element」を開発した。1月に米国ラスベガスで開かれた世界最大級の家電・IT見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」に出展したところ好評で、タニタは家庭用体組成計と連携するスマートフォンやパソコン向けアプリの商品化を検討中だ。

 ◇「測る」をエンタメ化
 開発のきっかけは、谷田千里社長の一言だった。「CESに向けて何か面白いことはできないか」。昨年のCESにも出展したが、反応はいま一つ。メンバーを社内で公募すると、入社2年目の中谷春奈さんと1年目の和智湧斗さんが手を挙げた。「予算を付けるから、自由に何でもやっていい。自分たちで考えてやりなさい。前例にとらわれる必要はない」。谷田社長からそう言われたが、二人はなかなかテーマを決めることができず、悩んだという。
 出した答えは「体組成を測ること自体をエンターテインメントにし、楽しく向き合えるようにしよう」―。外国人には、自分の体脂肪率が何%かといったことを測るのが嫌いな人も少なくないようだ。外国人に限らず日本人にとっても、毎日数値を見ながら一喜一憂するのはあまり楽しい行為ではない。

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