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ノロウイルスの季節=下痢や嘔吐、基本は手洗い

 ◇帰宅後や調理前に注意

帝京大学医学部附属病院の冬室純子看護師長
 家庭ではここまでの対策は難しく、どこまでが可能なのか。「人から人への感染対策で重要なのは、ウイルスを多く含み、感染源となる吐いた物や排せつ物の処理。また患者の下痢や嘔吐時に飛散したウイルスに触れる危険性が高くなるトイレも要注意だ」。感染制御を専門とする感染管理認定看護師である同病院の冬室純子看護師長はこう話す。

 吐いた物や下痢による排せつ物には、大量のウイルスが含まれているし、便座周辺に飛散したり使用者の手に付着する。このため水で薄めた塩素系漂白剤など次亜塩素酸を浸したペーパータオルで便座や周辺だけでなく、使用者が触るレバーや蛇口などをよく拭き、その後に流水とせっけんでよく手を洗う。

 予防としてはトイレ使用後はもちろん、「外出先からの帰宅後や調理前、食事の前には同様の手洗いを心掛けることが重要だ」と冬室師長は強調する。その上で「都道府県や市町村によっては、家庭で可能なノロ対策をホームページ(HP)などで紹介している。まずは地元自治体のHPを確認してほしい」と話している。


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