治療・予防

若い人に多い血液のがん
ホジキンリンパ腫

 悪性リンパ腫の一種であるホジキンリンパ腫。20~30代の若い人を中心に発症するのが特徴で、リオデジャネイロ五輪に出場した選手の闘病が話題になった。国立がん研究センター中央病院(東京都中央区)血液腫瘍科の伊豆津宏二科長に、病気の特徴、治療について話を聞いた。

 ◇自覚症状ないことも

 悪性リンパ腫は、白血球の中に存在し、体に入ってきた有害なものを排除する働きがある「リンパ球」という細胞ががん化して起きる病気だ。「悪性リンパ腫は、ホジキンリンパ腫と非ホジキンリンパ腫に大別されます。病変の一部を検査し、ホジキン細胞やリードスタンバーグ細胞と呼ばれる特徴的な細胞がある場合に、ホジキンリンパ腫と診断されます」と伊豆津科長は説明する。

 首や脇の下などのリンパ節の腫れ、せき、胸の違和感といった症状から始まり、進行すると高熱が出る、寝汗をかく、体重が減るといった症状が表れてくる。人によっては自覚症状が全くなく、たまたま健康診断で胸部レントゲン検査をして、病変が発見されることもある。

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