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良い睡眠が認知症を防ぐ ~原因物質の排せつを促進(国立精神・神経医療研究センター病院 阿部康二病院長)~
最近の研究で、良い睡眠はアルツハイマー病の原因物質が脳にたまることの防止に役立つことが分かってきた。国立精神・神経医療研究センター…
スマホ見過ぎで目やに ~乾燥と涙の変質で(梶田眼科 梶田雅義院長)~
スマホ老眼やスマホ内斜視といった言葉が知られるようになり、スマホによる目の健康への影響に関心が高まっている。目やにもスマホが関連す…
小児の顎関節症 ~生活習慣やストレスで(日本歯科大学 岡本亜祐子助教ら)~
顎(がく)関節は顎を動かすための関節で、耳のすぐ前にある。ここに炎症が起こって痛みが出たり、顎を動かすときに音がしたりするのが顎関…
化粧で傷痕隠し心を元気に ~「メークセラピー」(日本医科大学 朝日林太郎講師)~
あざ、やけどなど傷痕を化粧でカバーすることで元の状態に近づける「メークセラピー」。2001年から専門外来を設けている日本医科大学(…
ALT、30U/L超は受診を ~肝臓病のサインかも(奈良県立医科大学 吉治仁志教授)~
肝臓に最も多く含まれる酵素の一種ALT(アラニンアミノトランスフェラーゼ)は、健康診断や医療機関の定期検査での血液検査項目の一つ。…
いびきに潜むリスク ~自己判断せず早期受診を(千里中央メディカルクリニック 松島勇介院長)~
睡眠中のいびきは、誰しも多少はかくものだが、症状によっては思わぬ病気が隠れていることがある。特に注意が必要なのが睡眠時無呼吸症候群…
一刻を争う精巣捻転症 ~突然の激痛(倉敷中央病院 井上幸治主任部長)~
陰嚢(いんのう)が突然激しく痛んで腫れる急性陰嚢症の中でも、最も緊急性が高いとされる「精巣捻転症」。思春期に発症しやすく、受診や診…
排便の習慣化と姿勢で改善 ~認知症高齢者の慢性便秘(聖隷クリストファー大学 内藤智義准教授)~
国内外の研究では介護施設に入所する高齢者の50~80%が慢性便秘と報告されている。認知症高齢者の慢性便秘の改善方法について、聖隷ク…
加齢による声の衰え ~リハビリで改善も(国際医療福祉大学 渡辺雄介・東京ボイスセンター長)~
加齢などにより喉の筋力が衰えたり声帯が萎縮したりして、声がかれる、以前は出せた音域が出ないなどの症状が見られる加齢性声帯萎縮症。「…
上手な医療の受け方 ~気持ちを素直に伝える(東京医療センター 尾藤誠司医長)~
治療を納得して受けるために、医師に症状を正確に伝えたいと思っても、緊張や遠慮からうまく話せなかった経験はないだろうか。医師との円滑…
翌朝の血圧が過度に上昇 ~休日の朝寝坊―社会的時差ぼけ(早稲田大学 谷沢薫平准教授)~
休日に遅く起きる、あるいは夜更かしをしたことで、生活リズムが平日と数時間ずれてしまう「社会的時差ぼけ」。早稲田大学スポーツ科学学術…
次のパンデミックに備えて ~平時の取り組みが大切―政府主催シンポ~
内閣感染症危機管理統括庁が主催したシンポジウム「新たな感染症危機にいかに備えるか」が1月12日、東京都内で開かれた。新型コロナウイ…
身近にある毒物 ~ヒ素やメチル水銀(東京薬科大学生命科学部 新開泰弘教授)~
北海道蘭越町の地熱発電の掘削現場で6~8月、蒸気が噴出し近くの川などから高濃度のヒ素が検出され、地元住民らが体調不良を訴えた。化学…
スマホ操作でけんしょう炎 ~原因とケア(埼玉医科大学病院 上原浩介講師)~
スマートフォンの長時間の操作が原因で、指や手首の痛みを訴える人がいるという。「スマホ指」とも言われ、悪化するとけんしょう炎に進行す…
霜焼けとあかぎれ ~季節変わり目も注意を(山口県立総合医療センター 山田隆弘診療部長)~
寒さが一段と厳しくなる季節に、注意が必要な霜焼けとあかぎれ。水仕事をしたり、冷たい外気に長時間さらされたりと、そのきっかけはさまざ…
乳がんの早期発見へ ~ブレスト・アウェアネス理解し実践(静岡県立静岡がんセンター 植松孝悦部長)~
乳がんにかかる女性は増え続け、国立がん研究センターがん情報サービスによると、2019年には約9万7000人、9人に1人となっている…
負担やストレス、仕事との両立 ~介護する家族の悩み(東京都健康長寿医療センター研究所 涌井智子研究員)~
厚生労働省によると、要介護(要支援)認定者数は約680万人(2021年3月末現在)に上り、その約7割は同居または別居の家族が担って…
不正出血したら、すぐ受診を ~子宮体がん(国立がん研究センター中央病院 加藤友康医師)~
子宮体がんの患者が増えている。閉経前後の50代をピークに40~80代の中高年層がかかりやすい。早期発見で完治を望めるので、自覚症状…
長時間移動は注意 ~ロングフライト血栓症(京都橘大学 西本泰久教授)~
飛行機などによる長時間の移動で注意したいのが、ロングフライト血栓症(エコノミークラス症候群)だ。同じ姿勢で長時間座り続けることなど…
治療の基本はステロイド ~新治療薬に期待―アトピー性皮膚炎~
アトピー性皮膚炎はかゆみを伴う湿疹を発症し、慢性的に良くなったり、悪くなったりすることを繰り返す。このため生活の質(QOL)も低下す…
足の負担を見直す ~うおのめ(埼玉県済生会川口総合病院 高山かおる主任部長)~
その名の通り、魚の眼球のように見えるうおのめ。歩くときなどに激しい痛みを伴う例もあるが、「痛みを感じて症状に気が付くことは、悪化を…
思春期に多い起立性調節障害 ~周囲の理解が必要(大阪医科薬科大学 吉田誠司助教)~
朝なかなか起きられない、午前中は調子が悪い、立ち上がった時に頭がふらつく―。思春期にこのような状態が続くなら、起立性調節障害もしれ…
舌に痛み、灼熱感―舌痛症 ~「頑張り過ぎる人」らに多く(東京医科歯科大学病院 豊福明科長)~
舌に明らかな異常がないにもかかわらず、痛みや灼熱(しゃくねつ)感などがある舌痛(ぜっつう)症。東京医科歯科大学病院(東京都文京区)…
糖尿病患者、除雪は食後に ~豪雪地帯、低血糖の恐れも(魚沼市立小出病院 布施克也院長)~
除雪は豪雪地帯での生活に欠かせないが、糖をエネルギー源として利用する効率が悪い糖尿病患者が行うと作業の負荷で低血糖に陥り、ふらつい…
原発性手掌多汗症に新薬 ~保険診療で処方(長崎大学病院 室田浩之教授)~
原発性手掌(しゅしょう)多汗症は、気温の上昇や運動などの発汗を促す要因の有無にかかわらず、手のひらに大量の汗をかき、日常生活に支障…