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過剰に心配せず見守りを 子どもが突然起きる「夜驚症」(東京ベイ・浦安市川医療センター 神山潤センター長)
子どもが睡眠中に突然起き上がって泣き叫ぶ症状は「夜驚症」と呼ばれ、激しくおびえる様子に戸惑う親は少なくない。家族はどう対応すればよ…
スポーツで起きる腰椎分離症 成長期の子どもは要注意(埼玉県済生会川口総合病院整形外科 新井嘉容主任部長)
スポーツにけがはつきものだが、成長期の子どもが注意したいのは腰椎分離症だ。埼玉県済生会川口総合病院(埼玉県川口市)整形外科の新井嘉…
歩幅広げて認知症を予防 狭いと高まる発症リスク(国立環境研究所 谷口優主任研究員)
新型コロナ禍でのテレワークなどで運動不足を自覚する人が多い中、歩幅を広げて歩くことが認知症予防に役立つという研究が注目されている。…
免疫の異常で臓器を攻撃 非典型溶血性尿毒症症候群(徳島大学病院 香美祥二病院長)
牛レバーの生食などが原因の腸管出血性大腸菌O(オー)157による食中毒では、生命に関わる溶血性尿毒症症候群(HUS)を起こすケース…
長引くストレス、子どもにも コロナとメンタルへルス(国立成育医療研究センターこころの診療部 田中恭子診療部長)
新型コロナウイルスの感染拡大の長期化が、子どもの心にも影響を及ぼしている。国立成育医療研究センター(東京都世田谷区)こころの診療部…
乳がん全摘後の選択肢 再建しない「Going Flat」(昭和大学病院乳腺外科 垂野香苗医師)
9人に1人の日本人女性が乳がんを発症する中、2013年に乳房再建術が保険適用となった。一方、最近はあえて再建をしない「Going …
物を持ち上げると痛む 使い過ぎはスマホ肘に(福井大学医学部整形外科 大木央講師)
現代人の日常生活に欠かせないスマートフォンはゲームなどで使い過ぎるとさまざまな健康障害を起こすことがある。物をつかんで持ち上げた時…
目的外の過剰使用が問題に 市販薬の乱用・依存(埼玉県立精神医療センター 成瀬暢也副病院長)
薬局の店頭やインターネットで購入できる一般用医薬品(市販薬)。近年、本来と異なる目的や大量の服用による“乱用”の事例が問題となってい…
つわりに似た症状―妊婦の逆流性食道炎 生活習慣の見直しで予防を(山王病院産婦人科 藤井知行病院長)
胃酸が食道へ逆流して食道内に炎症を起こす逆流性食道炎は、肥満の人や高齢者などのほか妊婦も発症しやすいが、症状がつわりと似ており、見…
誤飲による子どもの窒息事故 おもちゃは安全第一で選ぶ(日本鋼管病院呼吸器内科 田中希宇人医師)
歯が生え始めた乳児向けに小さなパーツをつなぎ合わせた「歯固めジュエリー」が人気を集めているが、誤ってパーツを飲み込んで窒息する危険…
強い痛み止めが米国で問題に オピオイドクライシス(独協医科大学病院麻酔科 山口重樹教授)
「オピオイド鎮痛薬」と呼ばれる麻薬系の強力な痛み止めをめぐり、米国では不適切な使用で死亡者が出るなど社会問題となっている。「オピオ…
「減酒」も治療選択肢に ~アルコール依存症の重症化防ぐ~
アルコール依存症の患者は約107万人。危険な飲酒をしている人は推定で約1039万人に上ると推定されている。「アルコール健康被害の進…
日常生活に支障―リンパ浮腫 治療の選択肢も広がる(JR東京総合病院リンパ外科・再建外科 三原誠医師と原尚子医長)
リンパ管が何らかの原因でふさがってむくむリンパ浮腫。大半はがんの手術後などに起こる。JR東京総合病院(東京都渋谷区)リンパ外科・再…
温水洗浄便座で皮膚炎に お尻の洗い過ぎ注意(辻仲病院柏の葉肛門外科 赤木一成部長)
一般家庭にも広く普及した温水洗浄便座は肛門などを清潔に保てる上に使用後に気持ちまですっきりするが、使い方を誤ると、肛門周囲に皮膚炎…
生活習慣病とうつの関係 負のスパイラルを防ぐ(帝京大学医学部付属病院メンタルヘルス科 功刀浩教授)
うつ病は肥満や糖尿病などの生活習慣病と互いに負のスパイラルで関連すると、国立精神・神経医療研究センターや諸外国の研究から指摘されて…
乳幼児の小まめなスキンケア ~アレルギー予防に重要~
夏、皮膚が敏感な乳幼児は日焼けだけでなく、「あせも」や「かぶれ」などの皮膚トラブルに悩まされる。これらのトラブルは皮膚の防御機能を…
マスクでの皮膚炎を防ぐ 感染対策と両立の工夫を(東京医科歯科大学医学部付属病院皮膚科 高山かおる臨床准教授)
新型コロナウイルス感染症の予防には不織布マスクの高い飛沫防止効果が知られている。しかし、肌荒れや湿疹、耳の痛みなどに悩む人も多い。…
早期がんの選択肢―内視鏡的粘膜下層剥離術 体への負担軽く、生活の質を維持(虎の門病院消化器内科 布袋屋修部長)
口や肛門から内視鏡を入れてがんを切除する内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)が2006年に胃がん、08年に食道がん、12年に大腸がんの…
専用アプリで禁煙治療 薬物と併用するデジタル療法(株式会社CureApp 代表取締役社長・佐竹晃太医師)
保険診療によるニコチン依存症治療(禁煙治療)が始まって15年が経過した。標準的治療は12週間の薬物療法と5回の診察だが、昨年12月…
足に赤紫色のあざが表れる―慢性色素性紫斑 歯周病や喉の炎症が原因に(みらいクリニック 今井一彰院長)
赤紫色の紫斑が下肢の皮膚を中心に表れ、長期間消えづらくなる「慢性色素性紫斑」。主に中高年に見られる皮膚疾患で、完治は難しいとされる…
不妊治療の参考「AMH値」 妊娠可能性と直結しない(群馬大学医学部付属病院産科婦人科 岩瀬明教授)
不妊検査で測定する項目の一つに、発育中の卵胞から分泌される抗ミュラー管ホルモン(AMH)がある。妊娠可能性を示す数値と考えられるの…
繰り返すと視力低下の原因に―角膜ヘルペス 再発の兆候を素早くつかみ治療を(東京女子医科大学病院眼科 高村悦子医師)
角膜ヘルペスは単純ヘルペスウイルス(HSV)が角膜に感染して発症する病気だ。治療が不十分だったり重症化したりすると、視力の改善が難…
無動・無反応になる「緊張病症候群」 電気刺激で脳機能を改善(足利赤十字病院精神科 高田武人医師)
強い緊張を契機に体の動きが止まり、精神活動が低下して無反応になる状態を繰り返す場合、「緊張病症候群」の可能性がある。「あがり症」と…
東京都の感染、1日1万人の可能性 ~「感染爆発」に強い危機感―舘田・東邦大教授~
東京都の新型コロナウイルスの新規感染者数が数千人に上り、地方でも感染が拡大している。背景には、感染力が非常に高いデルタ株の登場があ…
高齢者の夜間頻尿 転倒や骨折の危険も(東邦大学医療センター大橋病院泌尿器科 関戸哲利診療部長)
高齢になると、夜中に何回もトイレに起き、そのたびに足元がふらついて転倒の危険が高まる。東邦大学医療センター大橋病院(東京都目黒区)…