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他人の便を移植して治療―潰瘍性大腸炎 ドナーの募集スタート
腸内細菌を活用した医療技術や医薬品の研究、開発が進んでいる。人間の腸管に生息する細菌の集団「腸内細菌叢(さいきんそう)」は、私たち…
進行期に新たな治療法 ~パーキンソン病(国立病院機構旭川医療センター 木村隆院長)~
動作が遅く手足が震える症状が特徴のパーキンソン病。飲み薬で改善するが、治療を始めて数年たつと、薬の効き目が早めに切れてしまい、急に…
睡眠薬服用は転倒の危険因子 ~服用したらすぐに就寝を(東京医科大 森下千尋助教)~
高齢になるほど転倒事故が増え、それに伴う骨折は要介護となる可能性を格段に高める。転びやすくなるのは、加齢による筋力低下、パーキンソ…
レム睡眠行動障害 ~睡眠中に突然叫ぶ(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所 栗山健一部長)~
睡眠中は、脳が休まっているノンレム睡眠と脳がおおむね活動しているレム睡眠が約90分周期で交互に訪れる。レム睡眠では、知的活動をつか…
超高齢化社会における歯科の役割 ~口腔ケアによる誤嚥性肺炎の予防~
私が勤務する大阪の堺平成病院は障害者病棟60床等を含む全296床の病床を持ち、患者層は外来・入院ともに高齢者が中心です。私は病院内の歯…
音楽に乗って心を動かし体を解放 ~パーキンソン病患者のQOL改善目指すダンス~
高齢化とともに患者数が増えているパーキンソン病は、脳内の神経細胞が減ることによって体が動かしにくくなったり、震えや硬直が起きたりす…
パーキンソン病患者の運動習慣 ~進行を長期間抑える可能性(京都大学大学院医学研究科臨床神経学 月田和人医師)~
手足の震えに加え、筋肉や関節がこわばる、動作が緩慢になるなどの症状が表れる神経の病気パーキンソン病は人口高齢化に伴い急増している。…
誤嚥性肺炎が高齢者で増加 ~食べ方の工夫で予防を(東北大学病院耳鼻咽喉・頭頸部外科 香取幸夫教授)~
肺炎は日本人の死亡原因の上位を占め、肺炎で死亡する患者の9割以上を高齢者が占める。東北大学病院(仙台市)耳鼻咽喉・頭頸部外科の香取…
手術で治る認知症―特発性正常圧水頭症 ~見極めるポイントは歩行障害(洛和会音羽病院正常圧水頭症センター 石川正恒医師)~
特発性正常圧水頭症(iNPH)は、歩行や認知障害、尿失禁などが表れる病気で、65歳以上の1%程度に起こるとされるが、「手術で治る認…
唾液があふれ出る―流涎症 ~病気や義歯、加齢が影響(鶴見大学歯学部付属病院口腔機能診療科 中川洋一学内教授)~
口の中にたまった唾液が飲み込む量を超えて口からあふれ出る症状が病的に続く状態を流涎(りゅうぜん)症という。原因や治療について、鶴見…
寝ている間に起こる異常行動―睡眠時随伴症 大声で叫ぶ、家族への危害も(杏林大学医学部付属病院精神神経科 中島亨兼担教授)
寝ぼけたまま起き上がって歩いたり、大声で叫んだり、時には暴れて家族にけがをさせることもある睡眠時随伴症(パラソムニア)。睡眠時に生…
中高年女性に多いまぶたのトラブル 開けづらく、痛みや異物感も―眼瞼けいれん
「眼瞼(がんけん)けいれん」は、両目のまぶたを閉じる筋肉(眼輪筋)が過剰に緊張してまばたきがしづらくなる病気。目の痛み、目の周りの…
期待されるデバイス治療 進行期パーキンソン病の選択肢に
手足の震えやこわばり、歩行障害などの症状が表れるパーキンソン病。薬物治療が基本だが、時間の経過とともに効き目が悪くなる。この進行期…
生活の質が低下する本態性振戦 箸やペンを持つ手に震え
震えが生じることによって日常生活に支障を来す「本態性振戦」という病気がある。字を書くといった単純な動作をしている時や、箸やコップを…
睡眠中の異常な行動―パラソムニア 認知症やパーキンソン病につながるケースも
パラソムニア(睡眠時随伴症)は睡眠覚醒障害の一つで、睡眠中の異常行動を指す。寝ぼけている半覚醒の状態で、大声を出して歩き回ったり壁…
新薬の選択肢が拡大―過活動ぼうこう 突然起こる強い尿意や尿漏れ
我慢できないほどの急な尿意や、昼夜問わず頻尿の症状が表れる「過活動ぼうこう(OAB)」。常にトイレの場所を気にしたり、遠出を控えた…
発症前に嗅覚異常―パーキンソン病 早期発見・治療の一助に
パーキンソン病は、脳内の神経伝達物質を作る神経細胞の減少により、体が動かしにくくなり、震えや硬直などの運動症状が起こる難病だ。日本…
匂いを感じにくい嗅覚障害 認知症などの前兆の可能性も
近年、高齢化に伴い、匂いを感じる機能が低下する「嗅覚障害」の患者数が増加傾向にある。鼻の病気や風邪が直接の原因になる場合が多いが、…
進行抑える薬で生存期間延長も 筋肉が動かなくなるALS
筋肉が徐々にやせて、全身が動かなくなる筋萎縮性側索硬化症(ALS)。近年、国内で患者数が増えている。原因不明の神経難病で、根本的な…
認知症高齢者の運転 操作する機能が衰え事故につながる
高齢運転者が起こす交通事故が増えている。2017年に改正された道路交通法では、75歳以上の人が免許更新時に受ける認知機能検査で「認…