CRP(C反応性たんぱく質)
■感染、炎症性疾患で増加
CRP(C-reactive protein)は、肺炎球菌のもつC多糖体と反応する血漿(けっしょう)たんぱくですが、体内で炎症反応や組織破壊反応があると急速に血中に増加してくるため、急性炎症反応の指標としてよく使われています。
高感度CRP測定では、従来では検出できなかった軽微なCRPの上昇を見つけることが可能となりました。将来の心筋梗塞や狭心症などの冠動脈疾患のなりやすさを予測する因子として注目されています。
■基準値:0.30mg/dL未満
■検査結果から疑われる病気
高値の場合には、次のことが考えられます。
感染症、炎症性疾患、悪性腫瘍、膠原病、心筋梗塞など
CRP(C-reactive protein)は、肺炎球菌のもつC多糖体と反応する血漿(けっしょう)たんぱくですが、体内で炎症反応や組織破壊反応があると急速に血中に増加してくるため、急性炎症反応の指標としてよく使われています。
高感度CRP測定では、従来では検出できなかった軽微なCRPの上昇を見つけることが可能となりました。将来の心筋梗塞や狭心症などの冠動脈疾患のなりやすさを予測する因子として注目されています。
■基準値:0.30mg/dL未満
■検査結果から疑われる病気
高値の場合には、次のことが考えられます。
感染症、炎症性疾患、悪性腫瘍、膠原病、心筋梗塞など
(執筆・監修:国際医療福祉大学大学院 臨床医学 教授〔臨床検査医学〕 下澤 達雄)