同時接種・ほかのワクチンとの接種間隔
乳児期における重要なワクチンであるインフルエンザ菌b型(Hib:ヒブ)、肺炎球菌(PCV13)ワクチン、四種混合(DPT-IPV)、B型肝炎(HBV)ワクチン、ロタウイルスワクチンは、複数回の接種が必要です。子どもたちをこれらのワクチンで予防できる病気から確実に守るためには、適切な時期に適切な回数接種することが重要です。そのためには同時接種が有効な方法です。複数のワクチンを接種しても、ワクチンの有効性に変わりはなく、副反応の頻度が上がることはありません。また、接種できるワクチンの本数に制限はありません。
ほかのワクチンとの接種間隔は、注射生ワクチンどうしは接種後27日以上の間隔が必要ですが、それ以外の組み合わせでは制限はありません。
(執筆・監修:自治医科大学 名誉教授/茨城福祉医療センター 小児科 部長 市橋 光)
ほかのワクチンとの接種間隔は、注射生ワクチンどうしは接種後27日以上の間隔が必要ですが、それ以外の組み合わせでは制限はありません。
(執筆・監修:自治医科大学 名誉教授/茨城福祉医療センター 小児科 部長 市橋 光)