麻疹・風疹(MR)混合ワクチン〔ましん・ふうしん(えむあーる)こんごうわくちん〕 家庭の医学

 1歳時に1回接種し、小学校入学の前年に2回目を接種します。免疫グロブリンの注射を受けた場合は、ワクチンウイルスの増殖がうまくいかないおそれがあるので、3カ月(川崎病などの大量療法の場合は6カ月)接種を延期するようにします(「日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール」を参照)。

[副作用]
 接種後7~10日に7%に発熱、2%に発疹(ほっしん)がみとめられます。症状の持続は1~2日です。

(執筆・監修:自治医科大学 名誉教授/茨城福祉医療センター 小児科 部長 市橋 光
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