インフルエンザワクチン 家庭の医学

 インフルエンザウイルスの増殖にはふ化鶏卵を用いるので、卵アレルギーでアナフィラキシー(呼吸困難、血圧低下、意識消失など強い全身反応)があった者に対しては、かかりつけ医と接種の可否を相談する必要があります。接種時期および接種間隔

[副作用]
 10~20%に注射部位の反応がみられます。5~10%に発熱、頭痛、だるさなどの全身症状がみられます。卵アレルギーの副反応の可能性がありますが、実際にはきわめてまれです。

(執筆・監修:自治医科大学 名誉教授/茨城福祉医療センター 小児科 部長 市橋 光
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