ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン 家庭の医学

 ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンは子宮頸がんなどを予防するワクチンです。
 子宮頸がんの50~70%の原因とされるヒトパピローマウイルス感染に対して予防効果のあるワクチンです。3回の接種が必要で、2回目は1回目の接種から1カ月後におこなうものと2カ月後におこなうものの2種類があります。3回目はどちらも1回目の接種から6カ月後です(「日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール」を参照)。

[副作用]
 注射部位の痛みやはれは10%以上にみとめられます。まれに複合性局所疼痛症候群などの重い副作用の報告もあります。

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