意識面の症状
■意識混濁
意識がうすれる、まったく意識がなくなるというように、意識のレベルが低下している状態をいいます。意識が低下する過程で、判断力がなくなったり、感情、思考、知覚面の症状が出てきたりすることがあります。
■意識変容(脳器質性精神障害、アルコール関連障害、薬物関連障害など)
意識のレベルがそれほど下がっていない状態では、意識の統制がとれていないために、感情・思考・知覚面にいろいろな症状が出てくることがあります。これは夢の状態に似ており、考えがつながらなかったり、幻覚が見えたり、非常に興奮したりといった状態になります。その代表的なものをせん妄状態といい、脳の機能が正常でないときに出てきがちです。
(執筆・監修:高知大学 名誉教授/社会医療法人北斗会 さわ病院 精神科 井上 新平)
意識がうすれる、まったく意識がなくなるというように、意識のレベルが低下している状態をいいます。意識が低下する過程で、判断力がなくなったり、感情、思考、知覚面の症状が出てきたりすることがあります。
■意識変容(脳器質性精神障害、アルコール関連障害、薬物関連障害など)
意識のレベルがそれほど下がっていない状態では、意識の統制がとれていないために、感情・思考・知覚面にいろいろな症状が出てくることがあります。これは夢の状態に似ており、考えがつながらなかったり、幻覚が見えたり、非常に興奮したりといった状態になります。その代表的なものをせん妄状態といい、脳の機能が正常でないときに出てきがちです。
(執筆・監修:高知大学 名誉教授/社会医療法人北斗会 さわ病院 精神科 井上 新平)