粃糠性脱毛症〔ひこうせいだつもうしょう〕

 頭にふけが多く、かゆみがあると、毛根がゆるんで頭髪が抜けてきます。これを粃糠性脱毛症といっています。洗髪をしないとふけが多くなって、脱毛がふえてくるのと同じです。そのため、早期に予防的治療をすることが大切です。

■頭部単純性粃糠疹(ふけ症)
 単に灰白色の鱗屑(りんせつ)がたくさん出る状態をふけ症といっています。次の2種類があります。
 1.乾いたふけ(乾性のふけ)で、頭をかくと、灰白色の粉が落ちてくる状態です。乾燥性の皮膚の人によくできます。
 2.ねっとりしたふけで、頭に湿り気をもってくっついています。脂性(あぶらしょう)のふけです。
 ふけ症が長く続いていると、頭の地肌がかゆくなってきます。また放置しておくと、頭の地肌が湿疹(しっしん)化してジメジメしてきます。細菌感染が加わり、化膿が加わって複雑なものになりますので、ふけ症は早く手当てをしておくことが大切です。

[治療]
 1.ふけとりシャンプーを使います。
 2.かゆみがあるときは副腎皮質ステロイド・スプレーやローションを使います。
 3.便秘、そのほか胃腸の弱い人、肝臓がわるいときは、ビタミンB2・B6の内用。
 4.ヘアローションの使用。
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