化膿性汗腺炎〔かのうせいかんせんえん〕

 汗腺に化膿菌が感染してできるものです。皮下膿瘍(のうよう)をつくりやすく、しかも皮膚の深部にあるため、皮膚表面にはうみが出にくく、切開しなければなりません。これには、次の2つがあります。
 1.幼児ではエクリン汗腺炎が多く、あせも、湿疹(しっしん)などに続いて起こり、“あせものより”ともいわれるもので、頭部によくできます。半球状の触れるとブヨブヨした膿瘍で、早期に切開してうみを出すのが最良の方法です。そうでないと、いつまでも治らず、発熱してきます。このときはペニシリンその他の抗生物質を使います。
 2.大人のわきの下にできるものは、この部分のアポクリン腺が化膿するものです。これは治りにくく、切開すると同時に抗生物質を内服します。痛みが強いときには冷湿布をします。
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