蜂窩織炎(蜂巣炎)〔ほうかしきえん(ほうそうえん)〕 家庭の医学

 腕や下肢の皮下組織(脂肪組織の部分)を中心に、おもにブドウ球菌が感染して増殖する急性感染症です。皮膚はぼんやり赤く、かたく、熱くなり、強い痛みが出ます。時間がたつと少しブヨブヨして、うみが見えることもあります。全身の熱が出ることもしばしばです。


[治療]
 赤く熱いところは、水を入れたビニール袋や保冷剤をガーゼで包んだものなどで冷やします。抗生物質の全身治療(内服、注射)が必要で、時期によっては切開してうみを出します。早めに医療機関を受診してください。

医師を探す