亜急性硬化性全脳炎〔あきゅうせいこうかせいぜんのうえん〕

[原因]
 乳幼児期に、麻疹(ましん:はしか)にかかったあと数年から十数年で発症します。

[症状]
 最初は性格変化、知能低下、やがてからだがピクンとするミオクローヌス、けいれんを起こし昏睡(こんすい)になり死亡します。

[治療]
 免疫賦活(ふかつ)薬やインターフェロンを使いますが、治療は困難です。難病医療費助成制度対象疾病(指定難病)の一つです。

(執筆・監修:地方独立行政法人 栃木県立リハビリテーションセンター 理事長兼所長/自治医科大学 客員教授〔小児科〕 山形 崇倫
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