動静脈瘻(動静脈瘤)〔どうじょうみゃくろう(どうじょうみゃくりゅう)〕
動脈と静脈は毛細血管を通して連なっていますが、動脈と静脈が直接交通している(つながっている)状態を動静脈瘻といいます。先天性のものと外傷によるものがあり、からだのどこにでもできます。静脈が拡張して皮下に目立つようになります。
[治療]
苦痛がなければ放置してもよいのですが、潰瘍ができたり、破れて出血したり、動静脈瘻を流れる短絡量(血流量)が多くなると、心臓に負担がかかるので外科手術が必要です。なお、腎不全の治療の血液透析(人工腎臓)のためには、手術をして動静脈瘻(内シャント)をつくります。
[治療]
苦痛がなければ放置してもよいのですが、潰瘍ができたり、破れて出血したり、動静脈瘻を流れる短絡量(血流量)が多くなると、心臓に負担がかかるので外科手術が必要です。なお、腎不全の治療の血液透析(人工腎臓)のためには、手術をして動静脈瘻(内シャント)をつくります。
(執筆・監修:自治医科大学内科学講座 教授〔循環器内科学〕 苅尾 七臣)