厚生労働省は26日、1月時点の全国のホームレスの人数が前年比8.0%減の2820人だったと発表した。2003年の調査開始以降で最少を更新した。同省は、生活困窮者向けの支援策に一定の効果があったためと分析している。
 内訳は、男性2575人、女性172人、性別不明73人。都道府県別では、大阪が856人で最も多く、東京が624人、神奈川が420人と続いた。東京23区と20政令市で全体の約8割を占めた。 (C)時事通信社