【ニューヨーク時事】米疾病対策センター(CDC)は22日、米ファストフード大手マクドナルドが販売したハンバーガーに関連した集団食中毒で、高齢者が腸管出血性大腸菌O(オー)157感染症により死亡したと発表した。同社のハンバーガーが原因の可能性があり、感染源となった食材の特定を急ぐ。
CDCによると、9月下旬から今月中旬にかけ、西部コロラドなど10州で計49人が体調不良を訴えた。高齢者1人が死亡したほか、子どもを含む10人が入院している。患者はコロラド、ネブラスカ両州に集中しており、多くが主力商品「クォーターパウンダー」を食べたという。
マクドナルドは複数の州でクォーターパウンダーの販売を中止している。同社は声明で、具材のタマネギが原因となった可能性があると説明した。 (C)時事通信社
マックハンバーガーが原因か=O157で高齢者死亡―米CDC
(2024/10/23 18:02)