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【年賀状じまいに関する意識調査】半数以上が「年賀状を出していない」結果に。時代の変化とともに衰退しつつある年賀状文化について調査結果を発表

一般社団法人 終活協議会/想いコーポレーショングループ
一般社団法人 終活協議会 / 想いコーポレーショングループは、当会が運営する終活ガイド資格検定2級、3級資格取得者751名を対象に、年賀状じまいに関するアンケート形式の意識調査を実施しました。

生前の身元保証から死後事務まで、終活に関するトータルサポートを提供する一般社団法人 終活協議会 / 想いコーポレーショングループは、10~90代の男女751名を対象に、年賀状じまいに関するアンケート形式の意識調査を実施しました。本調査は、終活における身辺整理のために年賀状じまいをする方もいるという背景から、年賀状に対するさまざまな意識・行動を把握するために行いました。本調査結果は、今後も年賀状を出し続けるか、それとも年賀状じまいをするのか、自身の考えを整理し、より良き年賀状との付き合い方を考えるきっかけとしてご活用いただけるものとなっています。


- 調査トピックス

Q1.ここ数年、年賀状をやめることを宣言する「年賀状じまい」が広まっています。今も年賀状を出していますか?
Q2.主にどんな相手にいちばん年賀状を出していますか?(出していましたか?)
Q3.日本独自の文化である年賀状を大切にしたいと思いますか?
Q4.年賀状じまい専用のはがきが販売されていることを知っていますか?
Q5.年賀状を出すことのいちばんのメリットは何だと思いますか?
Q6.年賀状じまいをすることのメリットはどちらだと思いますか?
Q7.年賀状じまいをすることのいちばんのデメリットは何だと思いますか?
Q8.年賀状じまいが広まっているいちばんの要因は何だと思いますか?
Q9.身近で年賀状じまいをしている人は多いですか?
Q10.年賀状じまいを身近な人に勧めたいと思いますか?

- 調査結果

Q1.ここ数年、年賀状をやめることを宣言する「年賀状じまい」が広まっています。今も年賀状を出していますか?
出している=40%
出していない=60%



「ここ数年、年賀状をやめることを宣言する「年賀状じまい」が広まっています。今も年賀状を出していますか?」の質問に対して、「出している(40%)」「出していない(60%)」という回答になりました。
半数以上の方が、現在年賀状を出していないことが分かりました。

Q2.主にどんな相手にいちばん年賀状を出していますか?(出していましたか?)
家族・親戚=28%
友人・知人=56%
取引先・顧客=7%
上のすべて=9%



「主にどんな相手にいちばん年賀状を出していますか?(出していましたか?)」の質問には、「家族・親戚(28%)」「友人・知人(56%)」「取引先・顧客(7%)」「上のすべて(9%)」という回答になりました。
友人・知人、次いで家族・親戚へ年賀状を出す方が大半を占めており、プライベートの人間関係のなかで年賀状のやり取りをしている(していた)方が多いことが読み取れます。

Q3.日本独自の文化である年賀状を大切にしたいと思いますか?
思う=60%
思わない=40%



「日本独自の文化である年賀状を大切にしたいと思いますか?」の質問には、「思う(60%)」「思わない(40%)」という回答になりました。
Q1の回答と照らし合わせると、年賀状文化を大切にしたいという気持ちはありながらも、現実では年賀状を出すことをやめてしまっている方が多く、気持ちと行動が結びついていない現状があることが伺えます。

Q4.年賀状じまい専用のはがきが販売されていることを知っていますか?
知っている=30%
知らなかった=70%



「年賀状じまい専用のはがきが販売されていることを知っていますか?」の質問には、「知っている(30%)」「知らない(70%)」という回答になりました。
Q1の回答と照らし合わせると、年賀状を出すことをやめてしまっている方の多くは、年賀状じまい専用のはがきを用いることなく年賀状じまいへと至っていることが伺えます。また、Q2の回答と照らし合わせると、友人・知人、家族・親戚へ年賀状を出す(出していた)方が大半を占めているため、距離感の近い相手だからこそ、電話やメールやSNSなどで気軽に年賀状じまいする旨を伝えられる可能性が高く、年賀状じまい専用のはがきを用いる必要がないのかもしれません。

Q5.年賀状を出すことのいちばんのメリットは何だと思いますか?
正月らしさを感じられる=31%
ネットやSNSにはない温もりを感じられる=16%
写真付き年賀状を送ることで、離れて暮らす相手に子どもの成長を見せられる=8%
離れて暮らす恩師や旧友など、日頃会うことのない相手とコミュニケーションが取れる=38%
取引先や顧客との関係構築=4%
お年玉くじで景品をもらえるかもしれない=3%



「年賀状を出すことのいちばんのメリットは何だと思いますか?」の質問には、「正月らしさを感じられる(31%)」「ネットやSNSにはない温もりを感じられる(16%)」「写真付き年賀状を送ることで、離れて暮らす相手に子どもの成長を見せられる(8%)」「離れて暮らす恩師や旧友など、日頃会うことのない相手とコミュニケーションが取れる(38%)」「取引先や顧客との関係構築(4%)」「お年玉くじで景品をもらえるかもしれない(3%)」という回答になりました。
Q3の回答と照らし合わせると、年賀状文化を大切にしたい気持ちをはじめ、正月らしさを感じることに重きを置く方が多く、日本ならではの文化や感性が大きく作用していることが伺えます。また、「離れて暮らす恩師や旧友など、日頃会うことのない相手とコミュニケーションが取れる」をメリットに感じている方が38%と最も多く、古くからのつながりを大切にしたいという想いを持つ方が多いことも伺えます。


Q6.年賀状じまいをすることのメリットはどちらだと思いますか?
時間・手間・費用の節約=68%
人間関係の見直し=32%



「年賀状じまいをすることのメリットはどちらだと思いますか?」の質問には、「時間・手間・費用の節約(68%)」「人間関係の見直し(32%)」という回答になりました。
Q3及びQ5の回答と照らし合わせると、年賀状文化や他者とのつながりを重んじる気持ちは確かにありながらも、それ以上に時間・手間・費用を負担に感じている方が圧倒的に多く、結果として、Q1の回答が示すように、年賀状を今も出している人は半数を切っている状態です。

Q7.年賀状じまいをすることのいちばんのデメリットは何だと思いますか?
相手によっては不義理なイメージを持たれてしまう=26%
相手によっては疎遠になってしまう=66%
考えが変わった際に再開しづらい=8%



「年賀状じまいをすることのいちばんのデメリットは何だと思いますか?」の質問には、「相手によっては不義理なイメージを持たれてしまう(26%)」「相手によっては疎遠になってしまう(66%)」「考えが変わった際に再開しづらい(8%)」という回答になりました。
Q5の回答にて、「離れて暮らす恩師や旧友など、日頃会うことのない相手とコミュニケーションが取れる」ことを年賀状を出すいちばんのメリットと考えている方が多かった事実が示すように、年賀状じまいをすることで、そういったつながりが途切れてしまう(疎遠になってしまう)ことをデメリットに感じる方が半数以上を占める結果となりました。

Q8.年賀状じまいが広まっているいちばんの要因は何だと思いますか?
ネットやSNSの普及=71%
終活の一環としての生前整理=11%
人間関係の見直し=5%
手書きプリントなど、作成の手間=6%
郵便料金の値上げ=7%



「年賀状じまいが広まっているいちばんの要因は何だと思いますか?」の質問には、「ネットやSNSの普及(71%)」「終活の一環としての生前整理(11%)」「人間関係の見直し(5%)」「手書きプリントなど、作成の手間(6%)」「郵便料金の値上げ(7%)」という回答になりました。
「ネットやSNSの普及」が7割を占める結果となりました。Q3及びQ5及びQ6の回答と照らし合わせると、年賀状文化や他者とのつながりを重んじる気持ちはありながらも、ネットやSNSで簡単に挨拶を済ませる方が増えたことや、その手軽さと年賀状を作成する時間・手間・費用を比較した際、後者を選ぶ方が圧倒的に減ってきている現実があることが伺えます。

Q9.身近で年賀状じまいをしている人は多いですか?
多い=53%
少ない=12%
分からない=35%



「身近で年賀状じまいをしている人は多いですか?」の質問には、「多い(53%)」「少ない(12%)」「分からない(35%)」という回答になりました。
年賀状じまいをしている方が「多い」という回答が半数を占めるなか、次いで「分からない」が3割を占めています。それはつまり、身近な存在でありながらも年賀状について話す機会が減りつつあることや、年賀状に対する興味・関心の薄さが伺えます。

Q10.年賀状じまいを身近な人に勧めたいと思いますか?
思う=40%
思わない=60%



「年賀状じまいを身近な人に勧めたいと思いますか?」の質問には、「思う(40%)」「思わない(60%)」という回答になりました。
Q3及びQ5の回答のように、年賀状を今も出しているか否かはともかく、年賀状文化や他者とのつながりを重んじる気持ちを持つ方が多いため、「思わない」が6割を占めている結果にも頷けます。とは言え、4割もの方が「思う」を選択している結果は見過ごせず、自身は年賀状じまいをしたくても、相手が年賀状を出してくるが故に年賀状じまいをできていない方が一定数いるのかもしれません。

年賀状を出すか否か。そこに明確な正解・不正解は存在しないものの、仕事の都合や人間関係などが原因で大いに悩んでしまう方もいると思います。ですが、もし仮に年賀状じまいをしたとしても、再び出したい気持ちが芽生えたのなら再開して問題ないと思いますし、今現在の自身の想いを見つめ直すことが何より重要なのではないでしょうか。

当社としても、この調査結果を踏まえ、お客様にとって有益になる情報提供に努め、終活に関するトータルサポートをしてまいります。

- 調査概要

調査人数:751名(終活ガイド資格検定2級、3級資格取得者)
調査期間:2024年11月1日~2024年11月30日
調査方法:インターネットを利用したアンケート調査

- 一般社団法人 終活協議会 / 想いコーポレーショングループについて

一般社団法人 終活協議会 / 想いコーポレーショングループは、2015年にシルバー世代の聖地、巣鴨でよろず相談から始まり、終活に関する多くのお悩みの声を受けて誕生した団体です。
「ワンストップサービス」をモットーに全国のおひとりさまや、お子様のいないおふたりさまをはじめ、終活で悩みや不安を抱える人に寄り添い、様々なサービスでお手伝いしております。またトータルサポートができる人材の育成を目指して有益な情報を発信しているほか、終活のスペシャリストである認定資格をはじめとしたさまざまな資格やセミナーを提供しています。

- 組織概要

組織名:一般社団法人 終活協議会 / 想いコーポレーショングループ
所在地:東京都豊島区巣鴨2-11-4 第3高橋ビル11階
設立:2015年12月
代表:磯貝昌弘
事業内容:終活ガイドの資格運営、終活の相談対応と支援サービス
URL:https://shukatsu-kyougikai.com/
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