医学の窓辺

岐阜県と「感染症寄附講座」の設置に関する協定を締結しました

 岐阜大学と岐阜県は、令和3年7月30日(金)に、県内における質の高い感染症教育による専門医の育成などを目的に、「感染症寄附講座(岐阜県)」を岐阜大学大学院医学系研究科に設置することとし、それに関する協定を締結しました。

 本協定は、感染症の診療および制御にたけた医療従事者を育成し、岐阜県の感染症全般にわたる医療提供体制の一層の充実を図るため、「県内感染症専門人材の育成」、「地域連携による県内感染制御体制の強化」、「感染症学・感染制御学・感染症災害に関する学術的研究の実施」を目的とし、寄附講座を設置するものです。

 協定締結式では、古田肇岐阜県知事、森脇久隆岐阜大学長が協定書に署名を行いました。その後、森脇学長から「当面は新型コロナウイルス感染症への対応が中心となるが、今までの臓器別の感染症対応から、横断的、つまり全身を見ながらの感染症対策につなげることができる」と寄附に対する謝辞があり、古田知事からは「感染症専門医の人材不足への対応を期待し、感染症対応の体制をともに作っていきたい」とあいさつがありました。

 本協定の締結を契機として、新型コロナウイルス感染症対応など岐阜県の感染症に対する体制を強化するとともに、将来「新興感染症」が発生した場合においても、県民の安全・安心を高められるよう邁進していきます。

協定書署名後の記念写真(左から堀岐阜県健康福祉部長、古田知事、森脇学長、中島医学系研究科長、小倉教授=救急・災害医学分野=)

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