筋肉の硬さとは無関係?=デスクワーカーの肩凝り
◇ストレッチが有効
その対策として、筋肉が腕の重みなどで引っ張られ続けないように工夫する必要がある。「例えば、肘掛けのある椅子を使ったり、ストレッチなどで腕を上や横方向に十分伸ばしたりするのも有効です。入浴や温パックなども血行の改善が見られ、肩凝りを軽くしてくれます」
一方、筋肉の疲労が肩凝りにつながっているケースもあり、筋肉量が少ない女性は男性に比べて凝りが起こりやすい。同じ距離を歩いても、翌日に筋肉痛になる人とならない人がいるのと同じだ。「このタイプの肩凝り対策には、ゆっくりと持続的に筋肉を鍛えるトレーニングが有効です」と、菅本教授はアドバイスしている。(メディカルトリビューン=時事)(記事の内容、医師の所属、肩書などは取材当時のものです)
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(2017/10/10 06:00)