2025/03/21 10:42
第13回日本涙道・涙液学会総会(フォーサム2025横浜)のご案内
【開催概要】・主催する学会名:第13回日本涙道・涙液学会総会(フ…
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【開催概要】
・主催する学会名:第13回日本涙道・涙液学会総会(フォーサム2025横浜)
・開催日:2025年 7月12日(土)、13日(日)
・会場:パシフィコ横浜
・会長:松村 望(神奈川県立こども医療センター眼科)
・現地開催およびオンデマンド配信によるハイブリッド開催
・ホームページURL https://convention.jtbcom.co.jp/fs2025/index.html
【会長挨拶】
神奈川県立こども医療センター眼科 横浜市立大学眼科 客員准教授 松村 望
この度、第13回日本涙道・涙液学会総会を主催させていただくこととなりました。大変貴重な機会を与えて頂きました関係者各位に心より感謝申し上げます。
日本涙道・涙液学会は、2011年に発足した、「涙道」と「涙液」に関する臨床と研究を行う学会です。涙道とは、目と鼻をつなぐ涙の排水管です。近年では、涙道には免疫学的な役割もあると考えられています。
本会設立のひとつの契機は、日本における涙道内視鏡を用いた診療の普及でした。涙道内視鏡とは直径0.9㎜の極小径の内視鏡です。涙道の内腔を観察し、病状を把握し、閉塞を解除して再建手術を行う、といった目的で使用されます。世界では1970年代から考案されていたのですが、2000年ごろから日本で実用化され、急速に普及し始めました。本学会を通して涙道内視鏡を用いた診療が標準化され、手術と検査が保険収載に至りました。また、涙道や涙液に関する研究全般も発展を続けています。会員数も年々増加し、眼科医のみならず、耳鼻科医、形成外科医などにも涙道診療や涙道内視鏡の使用は広まりつつあります。近年では海外でも日本の涙道内視鏡を用いた涙道診療の先進性が注目を浴びています。
私自身は、先天鼻涙管閉塞を中心とする小児の涙道閉塞症や流涙症の診療に涙道内視鏡を取り入れることを推進して参りました。涙道内視鏡を用いることで、小児の涙道閉塞症の病態を理解し、低侵襲かつ大変良好な成績で治療を行うことが可能になりました。
本学会では、ISD-DE(International Society of Dacryology and Dry Eye:国際涙道涙液学会)理事長のJane Olver先生をロンドンからお招きし、流涙症とドライアイの関係性についての特別講演を頂きます。
シンポジウム1では、「基礎から学ぶ涙の診療」として、ドライアイと流涙症の病態と臨床についての議論を深めます。シンポジウム2では、「学会主導型臨床研究とEBM」として、横浜市立大学医学部臨床統計学教室の山本紘司教授より、臨床統計学の基礎について基調講演を頂き、さらに、本学会が主体として行っている、先天鼻涙管閉塞診療ガイドライン、介入研究、レジストリ研究、等について報告します。
今年は、フォーサム横浜として、パシフィコ横浜において、眼科の4つの学会(眼感染症学会、眼炎症学会、コンタクトレンズ学会、涙道・涙液学会)を同時開催し、予想参加者数は2100名です。地元横浜で本会を主催させて頂けることを大変光栄に思い、最善を尽くす所存でおります。俱進会の先生方におかれましては、本会へのご支援を賜れますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
(2025/03/21 10:42)
2025/03/21 10:42
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