治療・予防

マイボーム腺機能不全に注意
ドライアイ患者の8割以上発症

 ◇まぶたを温める

 壊れたマイボーム腺を元に戻すことはできないが、残っているマイボーム腺が機能するよう適切なケアを行えば、症状の改善が期待できる。

 まぶたに蒸しタオルを載せるなどして脂の分泌を促す「温あん法」が治療の主流だが、最近は、光エネルギーで目の奥を温めるなどの新しい治療法の研究も進んでいる。専門的な診断や治療が可能な医療機関は、マイボーム腺関連疾患を研究している「LIME研究会」のホームページで検索できる。

 生活習慣の見直しも重要だ。最近、10~20代の若い患者が増えているが、その背景には、スマートフォンやタブレット端末、パソコンの使い過ぎがある。「画面をじっと見ていると、どうしてもまばたきが減ってしまいがち。それが長時間続くことで脂の分泌が減り、まばたきをする筋力も衰えてしまうのです」

 予防のためには「スマートフォンなどの長時間の使用は避け、普段からまぶたの清潔を保ち、脂質の少ない和食中心の食生活を心掛けることも有効です」と、有田副院長はアドバイスしている。(メディカルトリビューン=時事)(記事の内容、医師の所属、肩書などは取材当時のものです)

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