「薬の引き算」重要に
注目高まるポリファーマシー
◇多職種連携がカギ
現状では、ポリファーマシーが発見されるのは入院時というのがほとんどだ。担当医師が患者の薬手帳などで飲み合わせの悪い薬剤を見つけ、必要のない薬を減らす。ところが、退院後もその医師が診療するとは限らない。
大橋院長は、「今後、ポリファーマシー対策のカギとなるのが多職種連携です」と指摘する。医師と薬剤師との連携はもちろん、訪問看護師やケアマネジャーとの連携も大切だ。薬の飲み残しなど在宅医療で多く見られる問題も連携によって解決可能で、地域の医療現場ではこうした動きも起き始めているという。(メディカルトリビューン=時事)(記事の内容、医師の所属、肩書などは取材当時のものです)
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(2018/07/25 10:20)